レポート[活動のご報告]

“性”は人間の“生”を考えること!【仙台市 高校生サポート事業】

みなさんこんにちは。相談支援スタッフの髙橋です。
最近は、暑い日もあれば涼しい日があったり…なんだかお天気が不安定ですね。
 
大人は気温差に負けそうですが、そんな中、子どもたちは天気に負けず、夏休みの残り日数をカウントダウンしながら宿題とにらめっこしています。
 
子ども達の中では、「最初に終わらせる派」「最後に一気にやる派」に分かれていますね~。私が学生の時は完全に後者でした。みなさんはどちら派ですか?
 


 
さて、高校生サポートでは先日、2週にわたって「性教育講話」を実施しました。
今回は、「一般社団法人 宮城県助産師会」さんにご協力いただき、現役の助産師・看護師である阿部さんに講師としてお越しいただきました!
 
これから大人になる子ども達に、改めて、性についての正しい知識や、自分・相手を大切にするってどんなことだろうということをテーマに、2週にわたり講話を行っていただきました。
 
まずは第一部。この日は「君が生まれたとき」をテーマに、第二次性徴に伴う身体の変化や妊娠の仕組みについて学校で習ってきたことの復習ベースでお話をいただきました。
①
 
 
また、後半は妊婦体験ジャケットや赤ちゃん人形を使って、妊娠中のからだの変化や生まれたばかりの赤ちゃんの重さを体験できるような時間も設けていただきました。
② ③ ④
 
 
ここではスタッフも含め、ほぼ全員が妊婦体験ジャケットを着用しました☺
妊娠8ヶ月頃の妊婦さんの体験ができるとのことで、重さはなんと8キロも…!
 
予想以上のからだの重さとお腹の大きさに、参加者たちからは「腰が痛くなる~」「かがめめない」「椅子から立ち上がるのが大変!」「靴下がはけない…」などいろんな声が聞こえてきました。
 
さらに!子ども達からの熱―――――いリクエストに応えてアスイクの代表も着用!
会場は大変な盛り上がりを見せておりました。
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第二部では、前半に「あなたが当事者だったらどうする?」ということをテーマに、同年代の子の妊娠・出産の事例をもとにグループでのディスカッションを行いました。
 
男女別にグループを分け、みんなに意見を交わしてもらいましたが、時間いっぱいいっぱいになるくらい、それぞれのグループで熱い討論を交わしてくれました。
 
男子チームからは、「産まれた子どもを育てられるか」「施設に預ける、親族に頼る」「パートナーの有無によっても対応が変わってくる」「どこまで責任が伴ってくるのだろうか」といった意見が出ていました。
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女子チームからも男子チームと同様に「預ける・頼る」といった意見が出たほか、「未然に防げることもあったのでは」「学生の時期が終わったら自分で育てる。それまでは施設に預ける」などの意見も出ていました。
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後半は、「異性に対する男女での関心の違い」、「10代の性感染症の実情」、「避妊の方法」などについて詳しくお話をいただきました。避妊の方法については、実際に避妊具も見せてもらうなど、自分のからだも相手のからだも守る方法について学びました。
 
「聞いたことはあるけど、実際に見たことはない!」という声もちらほら。
男の子も女の子も興味津々で、実際に手に取ってみたり、阿部さんに質問したりと熱心な姿がそこにはありました。
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講話終了後には両日ともにアンケートを行いましたが、参加者たちからは
「今まで分かっているつもりだった部分が、実はよく分かっていなかったことに気付いた。」
「妊婦さんの体験ができる機会がなかったので、体験できて嬉しかった。」
「授業でやったことの補足になった」
「学校はここまで詳しく知る機会がないので、より知識を身につけられた」
などという声が寄せられました。
 
 
「性の話」となると、少し気恥しさがあったりデリケートな話題だったりと、みんなでオープンな場で話し合う機会がなかなかないため、当日まではスタッフもどんな雰囲気になるかドキドキしていました。
 
いざ当日を迎え講話が始まると、みんな阿部さんの話に真剣に耳を傾けており、スタッフが思っていた以上にみんな色んなことを考えているんだな~ということが分かりました。
 
いまどき男子・女子たちの、リアルな性の捉え方についてスタッフも学ぶことが多く、参加者全員にとって有意義な時間となりました。
 
今後も子ども達のために、こうした機会を増やしていけるようにしたいと思います。
 
(髙橋)
 


 
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