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導入団体のご紹介 導入団体インタビュー

導入団体インタビュー

地域生活支援オレンジねっと(仙台市泉区) 代表 荒川陽子さん

子どもの支援を始めたキッカケ

 当団体は、仙台市泉区の南光台南という地域で、住民の生活支援を行なっている団体です。たとえば、高齢者の家事サポートや病院への付き添い、障がいをもったお子さんの預かり保育などを、地域の皆さまと一緒に担ってきました。

 コミュニティカフェも運営しているのですが、利用しているのは主に日中。夜の時間も有効活用できないかと考えていたときに、ある塾が日中の時間をつかって、母親たちのコミュニティカフェを開いたというニュースを見たんです。そのとき、たまたまNPO法人アスイクから、モデル移転のお話をいただきました。ニュースで取り上げられた塾とは逆のパターンですが、夜の時間を使って生活に困っている子どもたちも受け入れてみよう、そうすることで、団体としてもより多様なサポートを地域の中で実現できると思ったのがキッカケです。


現在の活動内容

 週2回、団体で運営しているコミュニティカフェを使って、生活保護を受けている家庭やひとり親家庭のお子さんの学習支援を行なっています。

 子どもたちをサポートしているのは、地域の多様なメンバーです。カウンセリングの勉強をしてきた人もいれば、お世話になっている行政書士の先生もいます。最近は、近くの教会から宣教師の方たちが手伝いにきてくれるようになったんですよ。これまでの地域でのつながりや信頼を活かして、さまざまな人たちに子どもたちへ関わってもらっています。

活動で大事にしている事(子どもたちへの提供価値)

 私自身の経験ですが、見ず知らずの土地に来て、自分以外頼れないときがありました。でも、他の人が当たり前のように助けてくれた。だから、たとえ他人でも困っている人を助けるのは当たり前のことだと思っています。

 でも、子どもに限りませんが、そういう経験がない人が多い。社会の中で孤立しがちな子どもたちにも、人に助けられる経験をさせたいですね。

 だからこそ、どれだけその子に寄りそって、愛情を注げるか、ということを大切にしています。「あなたをこんなに応援してくれる人がいる」ということをもっと伝えたい。そのためには、私たちがどれだけその子の環境に立ち入れるかが大切です。その子の環境を知って、一緒にフォローしてあげる。まだまだ十分にできていないことはありますが、「ふれあいとコミュニケーション」をキーワードにして、一歩一歩よりよい活動をつくっていきたいと思います。


子どもたちの反応

 全体的に、子どもたちに笑顔がないことが気になっています。自尊心も低くて、「勉強したってどうせ」とか「目標なんてないよ」という子もいたり。

 でも、そういう子どもたちでも、外に出てきてもらって、いろんな人たちとつながることができると、少しずつ変わっていくんだと思います。たとえ今は感謝の気持ちを表せなくても、5年後10年後、育ててもらった感謝の気持ちを思い出て、誰かに感謝できるようになってくれたらいいな、と思って活動しています。


モデル・ノウハウ移転の効果

 何よりも、子どもたちと触れ合えるところが楽しいですね。可能性がある子どもたちですから。新しい目標を見つけたり、ここで勉強すれば、目標を達成できるんだと思ってくれる子どもがいると、自分のことのように嬉しいです。

 団体としては、この活動を通していろんな人たちとつながった、ということが大きいですね。たとえば先ほどお話した宣教師の皆さまなど、子どもたちを介して支援者がつながっていっている感じがあります。そこで勉強を教えられる人だけだと、どうしても広がりが制限されてしまいますが、勉強のところはeラーニングで対応できるので、多様な人たちが関わりやすいと思います。こういった様々な人たちとの出会いが、また子どもたちを成長させることにもつながっていくはずです。

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