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2014.10.22 活動報告

「子どもの自己肯定感、どう上げる?」サポーター研修会開催!!

今回初めてブログを書きます、新しくアスイクのスタッフとして入りました西井です。

はじめまして!

2週間ほど前に大阪から出てきたばかりで、仙台という新しい環境やアスイクという新しい職場にまだまだ慣れておらず、東北ならではの寒さにぷるぷる震える日々を送っています。

ただやる気だけは十二分に備えているつもりです。

子どもたちが楽しいと思える瞬間を増やしていくために、日々頑張っていきますので今後ともよろしくお願いします!

 

さて今回は先日10/20に行われたサポーター研修会についてご報告します。

東北のコーチングの第一人者、有限会社アライブ・ワン代表の後藤美香さんを講師としてお招きした今回の研修会は、「子どもの自己肯定感を上げる秘訣」というテーマで行われ、サポーター29名の方に参加いただきました。

 

 

前半は61組のグループをつくり、「自信家」「完璧主義」「自由奔放」など、様々な性格特性を示した自己紹介カードを使った演習を行いました。

まず自分に当てはまると思ったカードを1315枚選び、それを用いて自己紹介するとともに自分の性格傾向を分析。

 

 

ちなみにぼくの選んだカードはこの14枚。

 

 どの色のカードが一番多いかで性格分類をすると、どうやらプロセスをあまり考えず、直感で動く結果型、右脳型タイプとのこと・・・。

今後子どもに勉強を教えるとき、注意すべき点がはっきりしてきました。

 

次に自分がなおしたい性格特性のカードを5枚選択し、それをグループの人たちに紹介します。

「自分は完璧主義すぎていやだ」「仕切り屋なところを何とかしたい!」

といった自分が否定的にとらえている特性、それを周りの人に肯定的にとらえなおしてもらいます。

「きっちり仕事ができるのはうらやましい」「リーダーシップがあっていいなあ」

そうすると自分の短所だと思っていた特性が長所に思えてきます。

この「自分の短所をとらえなおす」という発見に驚かれたサポーターさんが多かったようです。

 

ここで後藤さんから一つのアドバイスが。

それは子どもにもこの手法は使えるということ。

自分はダメだと卑屈になっている子、なかなか自分を肯定できない子、そんな子どもたちが自分の短所だと思っている部分を肯定する、ということが大事だと気づきました。

 

 

後半は子どもたちの自己肯定感を上げるために

・後ろから子どもに名前を呼ばれたら、振り返りその子に胸を向けて返事をする

・宿題の答えを教えるときなどは、子どもの向かいではなく隣に立って教える

・子どもに質問するときは肯定的な質問をする

などの実践方法を教わりました。

 

特にサポーターの方々に響いたのは3つ目の肯定的質問のようです。

「何がわからないの?」「どこができない?」

という否定的質問をすれば、子どもは自分の出来ない部分にばかり目を向け、余計苦手意識をもってしまう。

そこで「何がわかる?」「どこまでできた?」という肯定的な質問に変えることで、子どもに『できた』という感覚を意識づけることができる。

この肯定的質問を今後の活動に生かしていきたいという方はたくさんいました。

 

今後の活動に向けて新しい取り組み方が見えてきたところで、研修会は無事終了!

僕自身、自分の自己肯定感を上げるとともに、肯定感の上げ方を学ぶことができた、非常に充実した研修会でした。

サポーターの方々にとっても役立つものになっていたら嬉しいです。

 

最後に、講師として来てくださった後藤さん、サポートで来てくださった中島さん、そして集まってくださったサポーターの皆さん、本当にありがとうございました!

次回も充実した研修会にしたいと思いますので、たくさんの方の参加をお待ちしています。(西井)

 

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