社会福祉法人 明日育福祉会アスナビ

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2016.12.22 活動報告

バリュー策定ワークショップ⑥

みなさん、こんにちは。相談支援スタッフの泉山です。
 
師走ですね…1年が過ぎるのはあっと言う間で、
去年の今頃は何をしていたかな?と振り返る時期になってきました。
2016年はみなさんにとってはどんな1年でしたか?
 
 
アスイク内での大きな変化といえば、
6月から本部スタッフで進めてきた『バリュー策定ワークショップ』だと思います。
 
どんなことをしてきたか内容をおさらいすると、
 「アスイクでこんな価値観を共有したい/大切にしたい」 というのを決めていこう、というものでした。
そのために,ワークショップを通してスタッフ同士の関係性を深めたり、
お互いの価値観を交換し合ったりしながら【アスイクの】価値観を探してきました。
 
前回は、教室で起こったこと・判断に迷ったことを元に価値観(仮)を決めました。
→ワークショップ⑤~価値観(仮)「寄りそう」「子どもの受容」「全ては自分のために」「子どもと向き合う」「進歩し続ける」
 
そして出された宿題は、仮で決まった価値観の中から取り組みたいものを自分で選んで1ヶ月過ごしてみるというもの。
過ごしてみた結果をみんなで共有。
  「”寄り添う”と”向き合う”の違いが分からなくなった」
  「良くないことを伝える時に寄り添う姿勢って違うんじゃないかな?」
  「自分のためにって考えるようにしたら開放感があって子どもたちと過ごしやすくなった」
などなど…新たな発見や良さ、違和感など気づいたことがたくさん挙がりました。
 
それを踏まえて今まで挙がっていた価値観を精査。必要なものだけ残していこうという流れに…
しかし!ここで事件発生!ひとつのグループが,その流れに待ったをかけます。
 
今まで挙がっていなかったワード 『自己肯定(感)』 を突然土俵に乗せるという荒業…!
思いもよらない言葉の登場に、話し合いは続きます。
  「子どもたちに持ってもらいたいものとして、いつも意識しているよね」
  「この感覚を上げたくていろんな方法でアプローチしている」などなど。
普段の思いを語ったり、そもそもの定義を調べたり…話し合いは白熱!
結果、『自己肯定(感)』は採用されました。
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まとまったところで,ひとまず行動指針を書いてみます。
「私たちは○○をします」形式で行動を書いてみるも…意外とニュアンスや盛り込みたい内容が簡潔な言葉にならない…!
チームごとに出した言葉を発表しては考え、発表しては考え、
価値観を達成するためにどんな行動をとっていくのか試行錯誤しながら、何とか少し形になりました。
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これらをここからもっと磨き上げて私たちアスイクの価値観・行動指針にしていきます。
 
ファシリテーターの先生にお手伝いをお願いするのは今回まで。これからは自分たちで磨き上げる作業に入ります。
以前話した内的役割を思い出しつつ…これからの自分たちに期待です◎!
 
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まずはこれまでの取り組みを振り返り、まとめへ。
第1回でも行なった、ヒモを使って関係性と一体感を表すワーク。
一人が引っ張りすぎても、弛み過ぎてもいけません。
一人ひとりがきちんとバランスを保ってお互いを思いやることが意識づけられました。
 
 
じっくり時間をかけたバリュー策定。
これからのアスイクがさらにより良いものになっていくよう、頑張っていきたいと思います。
 
(泉山)

 

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