2013.09.27 活動報告

アスイクのメルマガ Vol.3 発行しました。

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┃◆◇◆ アスイクのメルマガ Vol.3  2013年9月号◆◇◆   (隔月発行) ┃

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発行:NPO法人アスイク https://asuiku.org/

☆★☆★ もくじ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

【 1 】 こんかいのトピックス!

 

【 2 】 アスイクの活動のいま

 

【 3 】 スタッフ自己紹介リレー

 

【 4 】 数字でみるアスイク

 

【 5 】 チカラを貸してくださいコーナー

 

【 6 】 まなび場のエピソード

 

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【 1 】 こんかいのトピックス!

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■ 「子ども白書2013」に、寄稿しました。

https://asuiku.org/?p=1493

 

■ 産経新聞にeラーニングを活用した教育格差解消の取り組みが紹介!

https://asuiku.org/?p=1521

 

■  自転車のご寄付をいただきました。

当団体のまなび場に夜道を歩いて通っている中学生のために、仙台チャリティバック様、田口貴子様より、自転車をご寄付いただきました。

https://asuiku.org/?p=1538

 

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【 2 】 アスイクの活動のいま

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2013年度は、3つのプロジェクトを実施中です。

それぞれのプロジェクトの様子を、カンタンにご報告いたします。

 

■   仮設住宅、学習支援センターでの学習サポート

 

夏休みが終わり、学習会のちょっとした合間に夏休みの出来事をサポーターに

話してくれる子どもたち。

受験生のいる拠点では、模試の話も出始め、受験が現実味を帯びてきている気が

します。最近子どもたちは勉強への姿勢が良く、集中する雰囲気を教室にもたら

してくれているようで、良い雰囲気で学習会が進められていると感じました。

(松橋)

 

Pick Upブログ☆

 

「気になるあの子・・・in卸町」

http://report.sendai-net.com/article/375645800.html

 

「割り算の余りは・・・?in鶴巻」

http://report.sendai-net.com/article/374541793.html

 

「やっと・・・!扇町」

http://report.sendai-net.com/article/375140398.html

 

 

■   地域市民、NPOへのノウハウ移転事業(通称e教室事業)

 

経済的な理由に左右されず、子どもの学ぶ機会を地域市民やNPOなどの手で支える

e教室事業。多くの方のご支援のもと、現在宮城県内10教室まで広げることがで

きました。

教室展開当初から被災三県にまなびの場を広げていきたいと考えており、先月から

本格的に岩手県、福島県で活動されているNPOにe教室事業の提案を行っています!

場所は違えども「子どもの学びを支えたい」という思いは、ひとつ。

今回のブログは、子どもたちの教室での様子だけではなく、サポーターが教室を

始めて感じる気持ちの変化なども書かれています☆(和田)

 

夏休み限定、活動日以外も開放 inオレンジ教室

https://asuiku.org/?p=1480

 

認め伝えることの大切さ inCoco@新寺

https://asuiku.org/?p=1548

 

「実感」さらに感じる思い inラポールの森

https://asuiku.org/?p=1556

 

 

■   低所得家庭の子どもの学習サポート、保護者への相談事業(仙台市委託事業)

 

6月より仙台市と協働で実施している、生活保護や児童扶養手当を受けている中学

生の居場所づくり、学習サポート。4拠点目となる八木山生協教室が開設しました。

5拠点目の富沢教室も、近日開講です。(大橋)

 

「仙台市協働事業、4ヶ所目のまなび場が八木山に開設」

https://asuiku.org/?p=1575

 

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【 3 】 スタッフ自己紹介リレー

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コチラのコーナーでは、アスイクの事務局で働くスタッフをご紹介していきます。

 

今年度3人目の自己紹介は、和田。2012年の4月に入社し、はや1年半。

アスイクでは古参社員となりました。

民間での営業経験も長く、1社を口説き落とすのに1年通いつめたという、

狙った獲物は逃がさない(?)系スタッフです。

(そういうスタッフ比率が高いですが。。。)

https://asuiku.org/?p=1563

 

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【 4 】 数字でみるアスイク(発行日現在)

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★  寄付で支えてくださっている方
2013年度39人(一括寄付23人、マンスリーサポーター16人)

 

★  運営・サポートしているまなび場の数
22ヶ所(被災者サポート7ヶ所、ノウハウ移転型10ヶ所、仙台市協働5ヶ所)

 

★  参加している子どもの数
167人(被災者サポート63人、ノウハウ移転型51人、仙台市協働53人)

★  参加しているボランティアの数
117人(被災者サポート62人、ノウハウ移転型33人、仙台市協働22人)

 

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【 5 】 チカラを貸してくださいコーナー

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アスイクでは、一緒に活動してくださる仲間、後ろから活動を支えてくださる方を

大募集中です。ぜひご気軽にお問合せください!

 

■   マンスリーサポーター

『月500円から。あなたの寄付で、子どもに「まなび」と「つながり」が生まれます』

https://asuiku.org/?page_id=61

 

■   まなびサポーター(教室運営者)募集中

『私たちと一緒に、放課後のまなび場を立ち上げませんか?』

https://asuiku.org/?page_id=432

 

■   学習サポーター(ボランティア)募集中

『子どもとの関係づくりを大切にした学習サポート』

https://asuiku.org/?page_id=1237

 

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【 6 】 まなび場のエピソード

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仙台市と協働で運営しているある地区のまなび場に、突然学校の先生がお越しに

なりました。お話を伺うと、その教室に通っているK君の担任とのこと。

 

「Kが塾に行くといって、学校の居残りをすっぽかしたので、嘘だと思って見に来た」。

 

しばらくたって、K君はいつも通り、教室にやってきました。

(彼はほとんど休まず、この場所に来ています)

 

もちろん、K君はあり得ない人があり得ない場所にいることに面喰い、

かなり混乱したようですが、先生も「まさか本当に来ているとは」と驚いたようです。

 

私たちは‟アスイクのK君‟、休まずマジメにコツコツと勉強に励む彼、

もっと勉強したいから自宅でもeラーニングを使いたいと言ってきた彼しか

知らないので、この先生の驚きに、何とも腑に落ちない感覚を覚えました。

 

しかし、先生の話を聞いて、私たちも驚くことになります。

 

学校でのK君は、校内でも周知の事実となっているいわゆる問題児。

不法侵入。万引き。

警察のお世話になることもあるし、ちょっとしたことでキレて、

他の生徒に手を挙げてしまうこともしょっちゅうなんだとか。

 

でも、そんな彼が最近変わってきていて、学校でも穏やかな表情になってきた。

何があったのか、先生もずっと不思議に思っていたそうです。

 

このまなび場に通い始めたことが、彼の変化を生み出したのか、

その因果関係は定かではありません。

 

しかし、女子中学生からいじられて、ちょっと照れくさそうに

している彼を見ると、この場が、彼にとって穏やかな状態でいられる場所で

あることは間違いありません。

 

何か困ったことがあったら、いつでも連絡してほしい。

学校としてもぜひ協力したい。

嬉しい言葉と携帯番号を残して、先生は深々と頭を下げて帰っていかれました。

 

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★☆★ 編集後記 ★☆★

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作家の平野啓一郎さんが「分人」というコンセプトを提示しています。

(『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、講談社現代新書)

 

ひとりの人間には、関係をもつ他者ごとに「違う自分(分人)」がいる。

 

どれか1つの分人が「本当の自分」というものではなく、

それぞれの「分人」が自分を構成している要素で、

どういう「分人」がいるか、その構成比率が「個性」である、という思想です。

 

自分とは、複数の「分人」の同時進行プロジェクトである。

 

これは、人間を正しく、誠実に捉えた見方であると私は思います。

 

家族、友人、職場の同僚、コンビニの店員。

接する人によって、自分が変わるというのは、誰にでもあることです。

そして、こんな風に思い悩みます。

 

その内のどれが本当の自分で、どれが偽物の自分なのか。

接する他者によって首尾一貫しない自分はダメな人間なのではないか。

 

この本は、そういう悩みそのものが、正しくないと気づかせてくれます。

 

面白いのは、環境が変われば「分人」の構成比率も変化するという考えです。

 

さらに、こうも言います。

自分の中にいくつもある「分人」のどれかをよりどころにして、

人間は他の「分人」にも影響を与えていくことができる、と。

 

本書の中では、具体例として弁護士の大平光代さんに触れられています。

大平さんは、いじめが引き金となって非行に走り、16歳で暴力団の組長と結婚。

その後、父親の友人との出会いをキッカケに、弁護士にまでなった方です。

 

お気づきの通り、「分人」という思想は、特段突飛なものではなく、

当たり前といえば当たり前のことかもしれません。

しかし、「分人」という1つの発想を元に、現実に起こるさまざまな

事象を再構築しているところに、この本の価値があると思います。

 

さて、今回のメルマガ(まなび場のエピソード)では、

K君のエピソードをご紹介しました。

 

アスイクのまなび場にいるときのK君と、学校にいるときのK君。

この2つの「分人」は、全くと言っていいほどの別人です。

しかし、「分人」主義を念頭に置けば、どちらが本当のK君、嘘のK君と

決めつける必要はまったくありません。

どちらもK君なのです。

 

着目したいのは、私たちのまなび場に来て、そこでスタッフやボランティア

という新たな他者と関係を持つことによって、K君の中に新しい「分人」が

生まれたということ。そして、その新しい「分人」が、学校でのK君という

「分人」にも好ましい影響を与え始めているということです。

 

そう考えると、アスイクは「居場所づくり」や「関係づくり」を大切に

していると言ってきましたが、それは子どもたちに新しい「分人」、拠りどころ

となる「分人」を生み出す活動だと再定義できます。

 

平野さんの思想の根底にあるのは、「人間は、一人では生きていけない」という真理。

 

人間は「分人」の集合体であり、「分人」は「他者」との出会いに

よってしか生まれないからです。

 

「個人主義」、「自己責任」が蔓延している社会だからこそ、

「分人」という思想に、一つの光明を見いだせる気がしますし、

私たちの活動の根幹にかかわる思想なのではないかと思います。

 

(大橋)

 

【発行元】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

特定非営利活動法人 アスイク

〒983-0852
仙台市宮城野区榴岡5-3-21 コーポ小松1F

Tel:   022-781-5576

Mail: info@asuiku.org

HP:    https://asuiku.org

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