2025.03.05

【vol.13】ケアは当たり前じゃない。自分の心を大切にしてほしい

ヤングケアラー経験のある”ちょっと先”の先輩の経験談。

今回は、いつもオンラインサロンに参加してくれているmioさんに、当時の経験や想いを聞いてみました。

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ーどんなケアをしていた?

当時は父、姉、祖母、私の4人で暮らしていました。

 

私が小学生の時、祖母が脳梗塞になって入院と手術をしたんです。

一命は取り留めたものの、リハビリをして退院したら

これまでできていたこと、例えばテレビをリモコンでつけるとか消すとか、

そういったことができなくなっていて。

 

祖母は認知症を患っていたこともあり、食事の介助や薬を飲んだかどうかの確認

他の家族が外出しているときの見守りや家の手伝いをする日々が始まりました。

私が中学生になってからです。

 

父は全く介護に協力してくれなくて、姉と自分の2人で介護をしていました。

ケアは、私が高校3年生になって祖母が亡くなるまで続きました。

ー当時の思いは?

最初はケアをしているという感覚はなかったし、

ヤングケアラーという言葉も知らなかったので「当たり前」という感じでした。

 

だんだんと他の同級生と比べたときに、私は自分のことよりも家族のことを一番に考えていて、

「自分は少し違うな」「普通じゃないな」と思うようになりました。

 

他の子に対してずるいとかケアやりたくないとか、逃げたいと思うこともあって、

とにかく解放されたい、自分の時間がほしいという感じでした。

 

あとは、「がんばれ」っていう言葉がつらかったです。

今でもがんばっているのにこれ以上何をがんばるの?と思ったり、

気持ちの負担になっていたりしました。

 

-”ヤングケアラー”って言葉との出会いは?

高校2年生の時に、祖母のことを相談した相手から初めて

”ヤングケアラー”という言葉を聞いて、自分でも調べてみたんです。

 

そこで「なるほど」と思って。

すぐには自分のこととは思えなかったけれど、徐々に「家族の世話や家事を日常的に行っている

の部分とかは自分のことだなと感じるようになりました。

 

ヤングケアラーと言われること自体はいいけど、過剰に思われるのは少しつらかったです。

色んな思いが不安に変わって、少し怖い気持ちもありました。

-オンラインサロンに参加してみて?

自分の気持ちが言えるようになったのは一番大きかったです。

 

もともと色々なオンラインサロンを利用していて、

このせんだい・みやぎヤングケアラーオンラインサロンもその一つです。

 

ケアのことは、学校の先生や友達に話しても分かってもらえないだろうと思っていたから、

サロンでも最初はしんどい気持ちは言えなくて、チャットで話せそうなことだけを話す感じでした。

 

でも、そうやって話していくうちに「ここは大丈夫な場所だな、安心できる空間だな」と思うようになって、

今では顔を映しながら声を出して自分の気持ちを話せています

-ヤングケアラーへのメッセージ

家族のケアや家の手伝いは当たり前って思うかもしれないけど、当たり前のことじゃないです。

 

家族を大切にすることも大事だけど、自分の心や体も大切にしてほしいと思います。

そして、ケアに疲れたりしんどいと思ったときはオンラインサロンに相談してみてほしいです。

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