2013.11.25 活動報告
お話しタイム inCoco@新寺
今春教室がスタートした「Coco@新寺」。
今や放課後まなび場づくり事業の教室の中でもベテラン教室です。
子どもたちは小学生~高校生まで幅広い年齢層が通っているこの教室。
今回はCoco@新寺の「お話しタイム」について、ご紹介したいと思います。
教室では、インターネット教材「すらら」を使って学習する際、
学習進捗を確認しながら、サポーターと一緒にどの単元を勉強していくか話し合って、
目標を立てていきます。
(面談というとかたいので、お話しタイムと呼んでいるのです)
Coco@新寺でも、その子のペースに応じてお話しタイムをこまめに実施しています。
印象的だったことは、お話しタイム中、
子どもの笑い声が聞こえることもあるくらい楽しそうで、表情がとても明るいということ。
お話しタイム中は、学習目標の話し合いのほかに、
最近気になっていることなど、学習以外の話しをする時間でもあります。
楽しい話で盛り上がることもあれば、時には本音を話すことも。
しかし本音を話すと言っても、
自分の気持ちを話すというのは、とても勇気のいることですね。
「どう思われるだろう」「何か言われないかな」
そう思ってしまうのは、自然なことです。
だからこそ、こちら側の環境設定(聞く姿勢)は大切ですね。
Coco@新寺のサポーターのみなさんは、
その子の目線に立って話を聞いてくれ、話を遮らず、
時に問いかけ、うなづきながらゆっくり話を聞いています。
子どもたちも自分の気持ちを素直に話しやすいことでしょう。
一見「eラーニング」と聞くと
子どもの学びは支えられても、子どもとコミュニケーションがとれないのでは・・・
と感じられる方もいるかもしれません。
しかし教室を見学された方は、
「パソコンを使って学習すると聞いていたので、もっとドライなイメージを持っていた」
「実際見学すると、サポーターさんが勉強以外に
子どもたちの様子も見ていて、あたたかい教室ですね」
とおっしゃってくださいます。
学びの場所があっても、そばで子どもたちの学びを支えてくれるサポーターが
子どもたちにとって信頼を置ける人ではないと、学習は継続しないと思います。
一緒に笑い、一緒に考え、一緒に悩んでくれる。
そう子どもたちが感じる学び場にCoco@新寺はなっていると思いました。
(和田)