2013.04.10 メディア掲載
みやぎ生協との協働事業が、河北新報に掲載されました。
2013年4月10日の河北新報で、当団体とみやぎ生協の協働事業が掲載されました。
以下、プレスリリースの内容です。
特定非営利活動法人アスイクとみやぎ生活協同組合は、生活保護や就学援助、児童扶養手当などを受けている低所得世帯の子ども(小学校5年〜高校生)を対象とした学習支援について、協働事業として取り組む覚書を締結しました。
この協働事業では、みやぎ生協は生協の店舗内に設置されている集会室を子どもたちの居場所・学習支援の拠点となる「まなび場」として提供し、一方で全国一の加入率を誇る組合員に子どもたちをサポートする「まなびサポーター」として呼びかけをすることで、場所とボランティア確保の問題を同時に解決します。また、みやぎ生協が自主事業として展開する生活再生支援事業との相乗効果も狙います。
また、アスイクは「まなびサポーター」に対して、活動を円滑にするための研修、インターネット上で子どもたちが勉強できる学習支援システム(eラーニング)、活動開始後のフォローアップを提供。アスイクでは、上記のeラーニングを開発した株式会社すららネット(代表取締役社長:湯野川孝彦)とも事業提携しています。このeラーニングを活用することによって「まなびサポーター」は教育効果を担保しつつ、子どもとの学習目標設定・励ましなどコミュニケーションの部分に注力できる、教えることができない人でも子どもたちの学習支援ができる、少人数のボランティアでより多くの子どもを受け入れることができるなどの利点があります。
アスイクは、東日本大震災直後から被災した子どもたちの学習サポートを継続してきましたが、長期化する被災者の生活困窮問題へ対応すると同時に、6人〜7人に1人の子どもが貧困状態にあるという震災以前からの問題にまで取り組むことをめざし、経済的な負担が少なく通うことができる「まなび場」を広める活動を展開しています。今回の協働事業により、より多くの子どもを支え、放課後の教育機会格差の軽減、生活困窮の連鎖を防ぐことが期待できます。
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