2015.09.03 活動報告
スタッフ送別会@仙台市某教室
8月末。1年もの間某教室のスタッフとして活動していた女性が、引越しのため退職されました。
子どもたちに勉強を教えるときは懇切丁寧に、
悩みや相談事を聞くときは深くうなずいて耳を傾け、
また何か問題を起こした子どもには目を見て注意をする。
そんな彼女の子どもたちからの信頼は厚く、「Yさん」と愛称で呼ばれ慕われていました。
Yさんが辞めると聞いた子どものうち数人が集まって、送別会をやろうと話し合い出しました。
「教室を明るくするために飾りつけをしよう。」
「Yさんに楽しんでもらうために、みんなで楽しめるゲームをしよう。」
いろいろな案を取り込みながら、送別会は子どもたちを中心に計画されました。
その場をより和やかで楽しいものにするため、
私はフードバンク(※)でいただいたお菓子を持っていきました。
教室の飾りつけや伝言ゲーム、お菓子を食べておしゃべりしながら、送別会は無事終わりました。
今まで交流のなかった子どもたちも、学年、学校の枠をこえて楽しそうに過ごしていました。
(学習支援コーディネーター 西井)
(※フードバンク・・・食品企業の製造工程で発生する規格外品などを引き取り、
福祉施設等へ無料で提供する活動を行っている団体で、全国に組織があります。
宮城県内でも「みやぎ生活協同組合コープフードバンク」「NPO法人ふうどばんく東北AGAIN」の2団体が活動しており、
アスイクでもお世話になっています。)