2015.08.06 活動報告
フリースクール開設の舞台裏②
前回の投稿から少し時間が開いてしましましたが、フリースクール開設の舞台裏第2弾です。
開設の舞台裏といっても、実は7月にプレオープンし、すでに3人の中学生が通ってくれていたりします。
いずれは活動の様子もご報告しますが、今回はちょっと固めのお話。
アスイクのフリースクールが掲げていきたい特徴の一つは、
近年増加している生活に苦しい家庭の子どもたちも受け入れられるようにすることです。
もう少し具体的にいうと、福祉的な部分もケアできるフリースクールにしていきましょう
ということなんですが、しっかりと地域の中で機能していくためには、
いろんな分野の人たちとネットワークをつくっていく必要があります。
そのために、運営協議会というものを設置しまして、就労支援や金銭的支援、食糧支援などの領域で
活動されている方々からアドバイスをいただきながら、開設を進めています。
7月22日は、第1回目の運営協議会を開催。
オルタナティブな教育などを研究されている東北大学大学院教育学研究科の後藤准教授を議長に、
アスイクのフリースクールに期待することやアドバイスなどを積極的にご議論いただきました。
細かいことは書ききれませんが、他都市での面白い事例や、仙台ならではの地域特性を考慮した
運営のあり方など、これからの具体化を進めていく上で、貴重なお話が盛りだくさん。
具体的な連携の可能性までお話いただき、担当スタッフ一同、「こんなことができたらいいな」
という期待がぐっと膨らみました。
次回は10月下旬に、運営で直面している具体的な悩みを題材にして、さらにご意見をいただく予定です。
委員の皆さま、本当にご多忙のところ、貴重なお時間、ご意見をいただきまして、ありがとうございました。
(大橋)