2014.11.10 活動報告
モデル・ノウハウ移転先のその後(ユースコミュニティー様)
大田区で活動しているNPO法人ユースコミュニティーにお邪魔してきました。
代表の濱住さんとお会いしたのは、ちょうど1年くらい前。
当時から大田区と協働で、生活保護世帯の子どもたちの学習サポートをはじめていたユースコミュニティーさん
ですが、さまざまな機会が制約されている子どもたちだからこそ、最高のものを提供したいという気持ちを
強くもっており、当団体を通してeラーニング「すらら」を導入されました。
その後、法人化も果たし、当時1ヶ所だった教室は、4ヶ所まで拡大しています。
実際に活動を拝見して印象的だったのは、学習サポート前後にアクティビティを取りいれているところ。
たとえば、よくチームビルディングの研修などで実施されているフラフープを使ったアクティビティ。
みんなが1つのフラフープを指1本で支え、手が離れないように地面まで下ろす。
私もまぜてもらいましたが、この単純なことが本当に難しいんです。
その場で感じたことを子どもも大人も自由に対話することで、横のつながり、内省のチカラ、
表現するチカラなど、さまざまなものが磨かれていく感覚がありました。
もう一つは、ボランティアメンバーの多様性。
高校生から80歳以上の女性まで、かなり幅広いメンバーが集まっていました。
ボランティアは、勉強を教えられなくても、ただそこにいるということが許された空間にもなっていますし、
子どもも含めた多様な人たちが上のようなアクティビティに一緒に参加していることが面白いですね。
私たちの活動を振り返る意味でも、得るものが多かったです。
これからも、モデル移転先との双方向の学びを進めていきたいと思います。
(大橋)
NPO法人ユースコミュニティー HP http://youthcommunity.jimdo.com/