2017.10.26 活動報告
復興アントレプレナー2017 DAY1
こんにちは、アスイク太白区コーディネーターの四戸です(^^)
10月に入り、めっきり寒くなりました。
そろそろコタツや鍋が恋しい季節となってきましたね。
さて、そんな中始まりました復興アントレプレナー2017!
この企画は、子どもたちが 仕入れから販売までを自分たちで行うことで、
企業の成り立ちを学び、小売業を体験するプログラムです。
最終日、子どもたちは 宮城・仙台の特産品を東京は六本木で開かれるマルシェで売ってきます!
仙台市内20教室から抽選によって選ばれた精鋭たち。
初めて顔を合わせる子どもたちが多いので、借りてきた猫状態の顔もちらほら(笑)
(存分にありのままを発揮してくれている子も(笑))
ですがプログラムも中盤になれば、3年生がリーダーシップを発揮している店舗では、
店長の音頭をもとにまとまっていく姿や、
女子のみの店舗では商品に対して、
「これカワイイね~」
とみんなで共感する姿などがありました(^^)
まずは店舗ごとに従業員同士お互いを理解し合い始めた子どもたち。
しかし、仲間内を理解し合うだけではお店は成り立ちません。
どういった方々がいらっしゃってどんなものを欲しいと思うのかなど、
売る相手であるお客さんを理解しなければなりません。
また生産者の思いを汲み、それをどのように商品の魅力として伝えるかも考えなければなりません。
毎年恒例となっているこのプログラム。
今年度は、起業や利益を上げるにはといったものよりも、
より小売にフォーカスしたプログラムにできたらと思っております。
生産者・消費者の「思い」を子どもたちが汲み、それをどう販売者として
お店作りから販売までの中で形にできるかが大切です。
このブログでは各店舗のエピソードをもとに、そういった「思い」を汲み
それを形として表そうとする子どもたちの姿もお伝えできればと思います。
早速ですが、DAY1を終えてのエピソードとしてAくんの話を紹介します。
原価をもとに売値をいくらにするかを決める際のことです。
Aくんは原価700円の商品を750円で4つ売ろうと考えていました。
しかし、完売したとしても利益は200円。
仕入以外に出店料を考えるとこれでは赤字になってしまいます。
「1000円で売ろうか・・・」と電卓片手に悩むAくん。
利益を求めようとする考えと消費者への思いが葛藤します。
「1000円で僕だったらこれを買うのか?!」
・・・・・・・
プログラム終盤、この葛藤に向き合った結果、彼は電池切れとなりました(笑
DAY2では、試食なども踏まえより商品を理解し、販売商品や価格を決定させます。
彼がどんな決断を下すのか、今から楽しみです!
~DAY1ライブラリー~
・各店長によるアフタースクール銀行 押塚頭取への店舗計画説明
・厳しそう・・・
・どの店舗でも みんなが活躍していました
(四戸)