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2014.07.14 活動報告

日米大学連携 国際ワークショップでスピーカーを務めました

東北大学大学院経済学研究科・経済学部とアメリカのTOMODACHIイニシアチブが主催する

「日米大学連携 国際ワークショップ」でスピーカーを務めさせていただきました。

大学や学生は地域と連携して何ができるか、というテーマを掲げたこのワークショップ。

当団体が学生ボランティアにとどまらず、行政、民間企業、他のNPOなどと協働体制を築いてきたことをお話しました。

その上で、大学が単にボランティアを派遣するだけでなく、地域の問題を大学として解決することを方針として掲げ、

学生の派遣、事業評価、人材育成のプログラムなど、大学の資源を活かした包括的な取り組みをNPOなどと協働して

推進していくことが有効ではないかと提示させていただきました。

大学側がもっと特定の問題解決にイニシアチブをとっていいのではないかと。

 

この点に関して、世界で320もの大学が加盟しているタロワーク・ネットワークの存在は、大変興味深いものでした。

このネットワークに加盟している大学では、学内に公共サービスを担当する組織が設けられており、

人材育成も兼ねた学生の派遣、NPO等へのコンサルティングサービスなどを通して、社会問題の解決に大学が

イニシアチブを取っているそうです。

 

日本でも、国立大学の独立行政法人化に伴い、それまでの学術研究、学生の育成を通しての

社会貢献(いわば間接的な社会貢献)から、より直接的に地域社会への貢献が求められるようになっている

動きがあるようで、これから日本の大学が変わっていく可能性に期待を感じました。

 

 当日の様子は、河北新報でも取り上げられています。

http___www.kahoku.co.jp_tohokunews_201407_20140710_73050

 

大橋

 

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