2013.05.26 活動報告
第1回 本気で対話。アスイクCafé~気づき、共感、学び合いの場~
5月26日(日)に
学習サポーターとまなびサポーターを対象とした
本気で対話。「アスイクCafé」~気づき、共感、学び合いの場~という
対話の場(ダイアログ)を開催しました。
これまで、毎月拠点リーダーが集まってダイアログを開催してきましたが、
リーダー以外のサポーター同士も拠点の垣根を越えて交流がしたい!という声があり、
今年度からの初の取り組みです。
しかも、今回は、日本のダイアログの先駆者であるNPO法人ミラツク様より、
風間美穂さんをお招きして、プロのファシリテートのもと行いました。
ダイアログの目的は、新旧のサポーターが価値観を共有し、相互の課題解決を図るということ。
様々な拠点から14名のサポーターが集まってくれました。
その中で、JR南小泉アパートの拠点リーダーの位川洋太さんに
「アスイクと出会い、活動していく中での気持ちの変化、いま思うこと」を話してもらいました。
位川さんは震災時、大学受験勉強中で、震災復興に携わることが何もできなかったと罪悪感を感じ、
大学に入ったら復興のために何かしたい!と
半ば義務感のようにボランティアを考えていたとのこと。
しかしアスイクで学習サポーターの活動をして、
自分の身を削って活動するのではなく、
自分も楽しみながら、近くのお兄ちゃんが近所の子どもたちを見守ることが大切だ、と
気持ちが変化していったようです。
位川さんから当団体の魅力は、いろんな人との出会える、やりがい、あたたかさと語ってくれ、
参加しているサポーターも共感してくれる方が多く(うれしいです!)
新サポーターは
「自分もあたたかさを出せるようになりたい!」
と感想を述べていました。
学習会のあたたかい雰囲気をつくりあげたのは、尊敬する先輩サポーターがいたからこそと
話す位川さん。
先輩サポーターからしっかりバトンを受け取り、
大切な価値観を引き継いだ今のサポーターがいるからこそ、
子どもたちは学習会へ毎週元気に参加できる、
話を聞いていて、全てはつながっているなと感じました。
現状を振り返ったところで、続いては、これからのアスイクを話し合いました。
テーマは6つ。
震災地域の子どもが最も求めていること、
大学生の進路学習、地域へのまなび場の拡大など、
多様な課題で話し合いました。
あたたかいだけで満足するではなく、子どもにとって何が必要か、
新旧のサポーターが熱心に自分の意見を話している姿が印象的でした。
ダイアログを受けて
「もっといろんなサポーターに参加してもらいたい」
「刺激になった」
と感想を述べてくれました。
今後のダイアログは、サポーター主導で運営を予定しています。
さあ、次回も楽しみですね☆
最後になりましたが、今回ファシリテートをしてくださったNPO法人ミラツクの風間さん、
素晴らしい機会をありがとうございました!
(和田)