2017.06.14 活動報告
2017キックオフ & コーチング研修
みなさん、はじめまして!
今年の3月から学習支援コーディネーターとして関わらせていただいております、武山(たけやま)と申します。
はじめてのブログ担当でドキドキしておりますが、活動の様子が少しでも伝われば幸いです。
新年度に入り、子どもたちも勉強に部活にとより一層力をいれている様子が見られます。
修学旅行や野外活動から帰ってきた当日で疲れているにもかかわらず教室に顔を見せてくれる子、
中総体の前でハードな練習が続きへとへとになりながらも教室で部活の話を聞かせてくれる子など、
頑張っている子どもたちの姿をみていると私も負けていられないなと身が引き締まる思いです。
さて、アスイクでも新年度に伴い、6/11(日)にキックオフ総会&コーチング研修会を開催いたしました。
本部スタッフだけではなく、理事、正会員、サブコーディネーター、サポーターが一堂に会する貴重な機会で、
総勢90名ほどの皆様にご参加いただきました。
まず、代表の大橋から昨年度の事業報告や今年度の方針発表をいたしました。
2017年度は事業も大幅に拡大しており、
学習支援事業においては仙台市・岩沼市に加えて、仙南・仙北・白石など計31か所の拠点で開催するなど
昨年度の約1.5倍の規模になります。
このことを某戦国ゲームに例えられることもあるとのことでした(笑)
昨年の活動で挙げた成果や、今年度の事業拡大の意図や重要性などをあらためて共有することで、
皆様の活動へのモチベーションにもつながれば幸いです。
次に、スタッフ紹介並びに教室紹介の時間に移ります。
理事の方々に一言ずつお言葉をいただき、
本部スタッフはそれぞれの趣味も簡単に添えての自己紹介となりました。
参加された皆様、趣味が合うスタッフはいましたでしょうか?
ちなみに私は体作りを趣味にしていこうと思っているので、
効率のいい筋トレ方法をご存じの方はぜひ教えていただけると嬉しいです(^^)
その後、各コーディネーターが担当教室の名前を読み上げ、所属している皆さんと一礼をして紹介の時間は終了となりました。
後半は、講師の先生をお招きしてのコーチング研修です。
今回も国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチの後藤美香先生にご教授いただきました。
後藤先生は株式会社アライブ・ワンの代表であり、アスイクのアドバイザーもお勤めいただいております。
「子どもの自発性を促すコミュニケーション術」というテーマで、様々なワークを行いました。
最初のワークは、隣の席の人とペアを組み、お互いの共通点を2分間でできるだけ多く出す、という内容です。
性別・出身地などなど…多いところで30個くらいの共通点を出していました。
が!!
理解できるアルファベット、認識できる数字などの項目を挙げれば、共通点は無限大に引き出せると言われビックリ!
このように、人は経験から無意識にルールを作ってしまったり、染みついた癖により可能性を狭めており、
これを取り払うことによりコミュニケーションは最大の成果をだす、ということを体感するワークでした。
2つ目のワークは、双方向コミュニケーションの重要性を体感するためのものでした。
ペアを組み、目を瞑ったAさんを相方のBさんが目的地まで連れて行くのですが、
1度目は無言のまま目的地まで向かいます。
皆さん及び腰です…。
これを踏まえ、どのルートを通ってほしいか、どう連れて行ってもらえたら安心するかなど、
相談をしたうえで2度目のチャレンジ!
おんぶというリクエストが出たペアも!
1度目に比べ、安心した様子が伺えます。
どうすることが相手にとってベストなのか、お互いに聞いたり伝えたりすることで安心感を生むことがわかりますね。
3つ目は、聞き手が受け取りやすい伝え方のテクニックを学ぶワークです。
4人でグループを組み、「活動で大切にしていること」をテーマにそれぞれ持ち時間1分で語ります。
その後、受け取りやすいポイント-【会話の中で「許可をとる」、「キーワード」で伝える、「強調」する、「沈黙」を使う】
を駆使し、ポイント使用前と使用後で伝わり方の違いを感じてもらいました。
1分という時間の中でポイントを網羅しようとするとなかなか難易度が高かったようですが、
皆さん真剣に取り組んでらっしゃいました。
ワークで学んだ内容のほかにも、「小さな関わりを大切にする」「肯定の言葉を使う」「リソースを引き出す」など、
実践に活かせるポイントをぎゅっと凝縮してご指導いただきました。
子どもたちへの接し方はもちろんですが、自分自身の思いや活動への意欲を高めるという意味でも、
意義のある時間であったと感じていただけたのではないでしょうか。
以上、2017年度アスイクキックオフ総会・研修会のご報告でございます。
本年も皆様と共によりよい活動を継続・躍進できればと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
(指で○を作って両手をくっつけ…見覚えがある形になりましたよね?そう、アスイクのマークです!
みなさん素敵な笑顔です!)
(武山)