レポート[活動のご報告]

第16回リーダイアログ開催

11日17日(日)に第16回リーダイアログを開催しました。

仮設住宅の拠点リーダーが各拠点の現状や課題を共有し、対話を通して相互に課題解決を図ることを目的に行っているリーダイアログ。今期から2拠点が新しいリーダーに代替わりです。緊張している新リーダーに先輩リーダーがいろいろとアドバイスして、うまく話題を振っている様子はさすがだなあ、と思いました。

 後期初めてのリーダー会議ということで、まずは前期の振り返りと後期の拠点方針の共有を行いました。次に、いつものように話し合いたい議題について話したのですが、今回は「そもそもリーダー会議って必要?」という議題が挙がりました。
 

 前期の良かった点としては、子どもにもサポーターにも楽しい活動となっていたことや、新しい仲間がすぐに拠点に馴染めるような適切な環境づくりが行われていたことなどが挙げられました。さらに、保護者に学習会の意図・雰囲気を伝えることができていた、保護者とのコミュニケーションがよくできたなど、保護者との関わりに関する点も多くありました。

一方、反省点として、遊びと学びのONOFFができている子とできてない子の差があった、いつも集中できない子がいた、学習会が宿題を終わらせる場になってしまっていたなどの意見がありました。もう一度、ルールの見直しや学習会をどんな場にしていくか、子どもと一緒に考えていく必要がありそうです。

 

これらの振り返りを踏まえ、後期の方針は以下のようになりました!(一部抜粋)

・みんなが集中できる雰囲気づくりをする

・もっと子どもの興味を引き出すような学習会にする工夫をする

・それぞれの次元(小学生・中学生・高校生)での目標設定・目標達成を目指す

・受験生サポートに力を入れる(目標設定、その子に合った教材使用など)

どの拠点も、前期の反省を踏まえてよりよい学習会にしようと試行錯誤しているようです。後期は受験シーズン。受験生のいる拠点は受験生サポートに気合いが入っていました。

 

 

 

 

そして、「リーダー会議って必要?」という議題については、内容・頻度などの面から今後の在り方について考えました。頻度は現状維持となりましたが、どういう場にしていくかについては以下のようにまとまりました。

 

〇アスイクの全体のことを考えるような場にする

各拠点で煮詰まってしまった課題に対しての手立てをもらう場にす

〇知恵出しの時間を設け、各拠点での情報やリーダーの想いをシェアする場にする

また、いつもは話し合って意見を出して終わりだけど、結論を出すことを意識して取り組んでいこう。そうすることで自信をもって教えられるし、小さな問題が減っていくのではないか。という意見も。

 

ちょっとドキドキする議題でしたが、結果的にみんながホンネを出せて、いい場になりました。
拠点リーダーによるファシリテートは3回目。だんだんリーダーが主体的に場を運営できるようになってきました。 次回からは、さらにブラッシュアップして、よりリーダー主体の場になっていくのではないでしょうか。

寒さがぐっと増して、いよいよ冬本番。体調を崩す人も目立ってきました。子どももサポーターも体調に気をつけて活動していきたいですね。

 

(松橋)

 

 

 

君にすごいねボタン! inオレンジ教室

仙台市泉区南光台にある放課後まなび場づくり事業第1号の「オレンジ教室」。

地域にお住まいの社会人の方がまなびサポーターとして活動しています。

 

今日は、教室スタートから通っている姉妹をご紹介したいと思います。

前回彼女たちと会ったのは、夏休み直前。

3カ月間会わなかった間に、心なしかキリッと大人っぽくなったような気がします。

オレンジ教室の子どもたちの中で一番出席率の高い姉妹です。

 

この日、中学2年生のお姉ちゃんは、2回目の学力診断テストを受ける日でした。

4月に1回目を受けて、これまでコツコツと積み上げてきた彼女。

ドキドキの2回目です。

 

1回目は40点台だった数学が、

なんと!30点も上がり、70点台に!!

みんなで拍手喝采でした!

パチパチ~☆

 

その中でも、一次方程式は正答率100%と飛躍的な結果でした!

(素晴らしいです!)

普段は、まわりの話し声を気にせず、黙々と勉強している冷静な彼女も

この日ばかりは、恥ずかしそうにしながら、満面の笑顔でした。

 

笑顔の彼女に、まなびサポーターの佐藤さんは、

「日頃から頑張っている成果だね!」と本当に嬉しそうに声をかけ、

その言葉に力強くうなづいていました。

ずっとそばで彼女の成長を見ていたサポーターさんに言われてこそ

響くひと言ですね。

 

次回は英語の学力診断テストの2回目のチャレンジです。

 

学習後は、好きなキャラクターの話、ペットボトルの飲料水に付いてくるおまけの話で盛り上がり、

ほんわか楽しかったです♪

 

最後に、オレンジ教室でも人気の「応援メッセージ」について。

インターネット教材「すらら」で勉強している子どもたち同士が教室の垣根を越えて、

「すごいね」「一緒にがんばろう」「おつかれさま」などメッセージを送り合える機能。

彼女もかなり使いこなしていました。

もちろん!この日の彼女には、とびっきりの「すごいね」ボタンを押したいです☆

(和田)

復興アントレプレナー~小売店の起業に挑戦!~③

11月9日(土)、「復興アントレプレナー~小売店の起業に挑戦!~」の第3回目が行われました。

 

この日は出店準備の最終日。

講師の方から出店時のルールの最終確認、接客や売り場の装飾についてアドバイスをいただき、その後は各グループ準備を開始しました。

 

前回買い揃えたものを使い、

看板やPOP、値札などそれぞれ役割分担をして出店の準備をしました。

自分の得意分野で活躍する子や、あまり得意でなくても積極的に作業を進める子たち。

3日目ともなるとチームワークもなかなかのもの。

この日から初めて参加した子も自分の仕事を見つけて取り組みます。

お店の商品を使った料理のレシピを配るという班も。

これはナイスアイディア。

自分たちの商品はどんな商品なのか、何に使えるのか、他とは何が違うのか。

お客さんに聞かれても自信を持って答えられるように商品を調べる班もありました。

自分たちの住む街の魅力を知る機会にもなるのではないでしょうか。

 

最後に、今日いらっしゃったバークレイズ証券の方々から応援のメッセージをいただき、終了。

  

次回11月16日(土)は、いよいよ東京での出店です。

ヒルズマルシェでの、商売のプロとの真剣勝負。

子どもたちにとっては初めてのことなので、予想通りにいかないこともあると思いますが、

精一杯楽しんで、たくさんのことを吸収してきてほしいです。

 

“infinite world~東北~”

“仙台っ子”

“いいあんばい”

宮城の商品を取り扱う、小中高生20名による3店舗。

赤坂アークヒルズ「ヒルズマルシェ」にて、10:00開店です。
http://www.arkhills.com/marche

 

ぜひ足を運んでいただき、子どもたちの応援をよろしくお願いします。

 

(インターン 辻)

地域若者チャレンジ大賞の受賞報告で、奥山市長へ表敬訪問

先日、HP上でも「地域若者チャレンジ大賞」での受賞をご報告させていただきました。

https://asuiku.org/?p=1622

今日は、受賞報告のために、奥山仙台市長を表敬訪問。

ご多忙のなか、30分のお時間をいただき、元インターン生たちの活躍をご報告しました。

奥山市長も、若者の育成や活躍の場づくりには大変関心をお持ちなので、今回の受賞を喜ばれていたように感じます。

コーディネーターとして、インターンの採用から今回の表敬訪問までサポートしてくださった一般社団法人ワカツクの

皆さま、ありがとうございました。

「復興アントレプレナー~小売店の起業に挑戦!~」 ②

11月2日(土)、「復興アントレプレナー~小売店の起業に挑戦!」の第2回目が行われました。

今回は午前・午後の2部構成。

 

午前中は商品の決定、収支計画などを行いました。

今回も講師の方から商品選びのコツや、出店時のルールを教わり、

その後商品を決定し、収支計算を行いました。

 

やはり2回目ともなると、慣れてきたのか子どもたちが積極的に議論を交わします。

サポーターもまとめるのが大変です。

仕入れ価格、販売価格を自分たちで考えながら、どうやったら利益が出るか計算します。

インターネットも駆使し、自分たちが売る商品ついて調べました。

 

午後からは、店を装飾するための看板やテーブルクロスなどを入手する為に買い物に出かけました。

利益を多く出すためには、備品にかけるお金をできるだけ少なくしたいもの。

お客さんとしても店頭が綺麗に飾られたお店で買い物をしたいですよね。

 

買い物も終わり、続いて収支計画の練り直しやPOP作り。

東京から今回の企画の支援をしていただいているバークレイズ証券の皆さまも到着し、

グループワークにも参加してくださいました。

東京の人たちの意見も聞きながら、収支計画を考え直します。

収支計画、POP作りの仕事を分担して工夫する班もありました。

 

最後にバークレイズ証券の皆さまから一言ずつお話をいただきました。

東京での出店の際も駆けつけてくれるそうです。

 

一日中だったのでとても長かったのですが、この日も楽しく取り組んでいました。

次回が、準備としては最後になります。

 

万全の準備を整えて東京へ出発できるといいですね。

 

(インターン 辻)

IKEAさんへの恩返し

長町一丁目教室のインテリアデザインから家具の寄付までサポートしてくださったIKEAの皆さまへ、

子どもたちからの恩返しイベントが開催されました。

長町教室に通う子どもたちが、構想から制作まで完結してできあがった大作をプレゼント。

花形のかざりがクルクル回る仕掛けになっていたり、細部までこだわりぬいた逸品です。

 

がらんとしたマンションの一室が、居心地のいい部屋になったのも、IKEAの皆さまのおかげです。

ありがとうございました。

来年秋には、長町に新店舗がオープンするそうです。

「今度は子どもたちの職場体験をしましょう!」といったありがたいコメントもいただきました。

これからも、地域の子どもたちを支える一員として、ご一緒させていただけることを楽しみにしています。

「復興アントレプレナー~小売店の起業に挑戦!~」 ①

10月27日、19Tsutsujigaokaでアスイク特別プログラム、

「復興アントレプレナー ~小売店の企業に挑戦!~」が始まりました。

 この企画は小中高生が起業について学び、どうやったら商品が売れるのか、お客さんはどういった商品を求めているのかを自分たちで考え、そして最終日には東京の赤坂アークヒルズの「ヒルズマルシェ」に出店し、商売のプロと真剣勝負をするという、連続した体験プログラムです。

 東京の放課後NPOアフタースクールさんとのコラボ企画で、バークレイズ証券株式会社さんのご協力を得て行われます。

10月27日から始まり、11月2日、11月9日でお店の準備をし、最終日の11月16日には東京でお店を出します。

 今回はその第1回目が行われました。

講師を務めるのは、IBMのコンサルティング担当の方。

 まずは会社の仕組みや、起業とは一体何なのか、どうやるのか、ということを学習しました。

                       

クイズに挑戦しながら、真剣に学んでいます。

 ちなみに日本で最も古い会社は、西暦578年に設立され、現在も続いているそうです。

これには子どもたちも学習サポーターも驚きの表情。

お寺や神社の設計・施工、文化財建造物の修理などを行っているそうです。

 

 次に、3チームに分かれて

それぞれお店の名前、コンセプト、店長、商品などを決めました。

 

初めて会うお友達を前に緊張しながらも、意見交換をしながら決めていきました。

今回、各チームが取り扱うのは「仙台(東北)ならではの商品」。

ずんだ、むすび丸、こけし、……などなど。

どんなものが売れそうかを考えて、今回はピックアップまで。

実際にチームごとに何を売るのかは次回決めます。

 

また、「活気のある」「親切で丁寧な」など、お客さんに満足してもらうためのお店のコンセプトを決めました。

そして各チームがこの日決めたことについて発表。

どのチームも自信を持って、自分たちの商品は「売れます!」と宣言。

 

次回の11月2日の回は、朝から夕方に渡り、

何をどれくらい売るのか、いくらで売るのかを決めたり、商品陳列の学習やPOP作りに挑戦します。

 

最後の東京での販売を終え、子どもたちが何を得て、どんな姿に成長するのか。

とても楽しみですね。

 次回も明るく楽しく頑張ってほしいです。 

(インターン 辻)

あすか倶楽部で講演をさせていただきました。

10月19日(土)に、消費生活アドバイザーのネットワーク団体である「あすか倶楽部」にて、

当団体の取り組みや被災地である仙台市の現状などについて、お話をさせていただきました。

 

あすか倶楽部HP http://ascaclub.jp/

サポーター研修会~褒める・認める・叱るを学ぶ~

10月6日(日)に恒例のサポーター研修会を開催しました!

毎回好評のコーチング研修です!(参加人数:32名)

講師は、東北のコーチングの第一人者であります

(有)アライブ・ワン代表 後藤美香さん。http://alive-one.com/

今回も楽しい会話を交えながらリラックスした雰囲気で、あっという間の3時間でした。

 

 

 

 

 ←できたてほやほやの当団体オリジナル小冊子

 「いますぐ使える子どもをぐんぐん伸ばすコーチングハンドブック」を研修会で使いました!

 (ハンドブックの監修も後藤さんです)

 

 研修会の内容は、下記の通り。

◆集中力を持続させるヒントを知る。

◆「褒める」 「叱る」の目的を学ぶ。

◆「褒める」 「認める」の大切さを知る。

◆「叱る」 「注意をする」の違いを学ぶ。

 「褒める」 「叱る」をテーマにあげた研修会は初めて。

サポーターさんの要望を反映し、この度テーマに取り上げました。

 

研修会で行った内容を2つご紹介させていただきます。

1つ目は、「褒める」「認める」の大切さを学ぶプログラムで

「ホッとメッセージ」をみんなで出し合った演習について。

 ちょっとした会話に、相手が元気になれるひと言を添える、それが「ホッとメッセージ」です。

サポーターの皆さんは、楽しそうにホッとメッセージを出し合い、

ポストイットにたくさん書いていました。

 例えば

「ナイス好奇心」「今日も会えてうれしいよ」

「丁寧だね」「いつでも話してね」「キミと話すと楽しいよ」

 

伝える側も、ハッピーになる言葉ばかりですね♪

ホッとメッセージを伝えることは、「あなたを見ているよ」というウェルカムのサイン。

メッセージはシンプルでいいですが、豊かな語彙で伝えることは、子どもの感受性を育みます。

「語彙は人格をつくる」

明るい気持ちになるメッセージを発することは両者にとってプラスに働くと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう1つ目は、「叱る」「注意する」の違いを学ぶプログラムについて。

違いがわかるようで、区別が難しい2つですね。

注意をすることは、その場だけ改善してもらえればいい一方的な関わりで、

叱ることは、双方向のコミュニケーションであり、相手が自ら考え、気づき、反省し、成長を促す刺激。

 

叱る際に気を付けなければならないことを、サポーター同士で考え、発表。

「環境・相手の状況を見る」、「その行為がなぜダメか伝える」、

「叱っている目的を伝える」「人格まで否定しない」「説得にならない」

「同じ行為をしても、叱る時と叱らない時があるなど軸がぶれないようにする」

「自分の感情と分けて伝える」

など、たくさんの素晴らしい意見が出ました。

 

後藤さんから、褒める、叱る、褒めるという褒め言葉のサンドイッチは、

相手が受け取りやすい叱り方と教えていただきました。

そして叱った後のフォローも忘れない・・・本当に大事ですね。

 

叱ることに対して、頭ごなし、威圧的、相手に嫌われたくないというネガティブなイメージを持ちがちですが、

今回の研修で、ポジティブなイメージに変わった方も多かったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研修会後のアンケートでは、

「子どもの行動の背景理由をしっかり聞き取ろうと思った」

「コーチング研修会は、3回目だが、毎回気づきがある。子どもたちをよく観察して、

小さなことも気づき、伝えたい」

「頑張った結果を褒めるだけではなく、頑張っている姿を褒めることが大切だと思った」

「叱る時の環境をつくることが勉強になった」

 など沢山の声をいただくことができました。

 

しかも研修会を受けた方から、学んだことを早速実践して、うまくいったという連絡をもらいました。

 これからも、研修会の内容が、日々の活動の中に役立ち、

教室に来ている子がその子らしくいられる、そんないい循環がつくれたら本望です。

 

次回のサポーター研修会は、2月9日(日)。

次回の研修会も、学びとともに、サポーター同士が刺激し合える時間になればと思っております。

 

最後になりましたが、今回も講師をしてくださった後藤さん、本当にありがとうございました!

(和田)

アスイクのメルマガ Vol.3 発行しました。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━―…‥・★☆★┓

┃◆◇◆ アスイクのメルマガ Vol.3  2013年9月号◆◇◆   (隔月発行) ┃

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━―…‥・★☆★ ┛
発行:NPO法人アスイク https://asuiku.org/

☆★☆★ もくじ ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 

【 1 】 こんかいのトピックス!

 

【 2 】 アスイクの活動のいま

 

【 3 】 スタッフ自己紹介リレー

 

【 4 】 数字でみるアスイク

 

【 5 】 チカラを貸してくださいコーナー

 

【 6 】 まなび場のエピソード

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

【 1 】 こんかいのトピックス!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

■ 「子ども白書2013」に、寄稿しました。

https://asuiku.org/?p=1493

 

■ 産経新聞にeラーニングを活用した教育格差解消の取り組みが紹介!

https://asuiku.org/?p=1521

 

■  自転車のご寄付をいただきました。

当団体のまなび場に夜道を歩いて通っている中学生のために、仙台チャリティバック様、田口貴子様より、自転車をご寄付いただきました。

https://asuiku.org/?p=1538

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

【 2 】 アスイクの活動のいま

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

2013年度は、3つのプロジェクトを実施中です。

それぞれのプロジェクトの様子を、カンタンにご報告いたします。

 

■   仮設住宅、学習支援センターでの学習サポート

 

夏休みが終わり、学習会のちょっとした合間に夏休みの出来事をサポーターに

話してくれる子どもたち。

受験生のいる拠点では、模試の話も出始め、受験が現実味を帯びてきている気が

します。最近子どもたちは勉強への姿勢が良く、集中する雰囲気を教室にもたら

してくれているようで、良い雰囲気で学習会が進められていると感じました。

(松橋)

 

Pick Upブログ☆

 

「気になるあの子・・・in卸町」

http://report.sendai-net.com/article/375645800.html

 

「割り算の余りは・・・?in鶴巻」

http://report.sendai-net.com/article/374541793.html

 

「やっと・・・!扇町」

http://report.sendai-net.com/article/375140398.html

 

 

■   地域市民、NPOへのノウハウ移転事業(通称e教室事業)

 

経済的な理由に左右されず、子どもの学ぶ機会を地域市民やNPOなどの手で支える

e教室事業。多くの方のご支援のもと、現在宮城県内10教室まで広げることがで

きました。

教室展開当初から被災三県にまなびの場を広げていきたいと考えており、先月から

本格的に岩手県、福島県で活動されているNPOにe教室事業の提案を行っています!

場所は違えども「子どもの学びを支えたい」という思いは、ひとつ。

今回のブログは、子どもたちの教室での様子だけではなく、サポーターが教室を

始めて感じる気持ちの変化なども書かれています☆(和田)

 

夏休み限定、活動日以外も開放 inオレンジ教室

https://asuiku.org/?p=1480

 

認め伝えることの大切さ inCoco@新寺

https://asuiku.org/?p=1548

 

「実感」さらに感じる思い inラポールの森

https://asuiku.org/?p=1556

 

 

■   低所得家庭の子どもの学習サポート、保護者への相談事業(仙台市委託事業)

 

6月より仙台市と協働で実施している、生活保護や児童扶養手当を受けている中学

生の居場所づくり、学習サポート。4拠点目となる八木山生協教室が開設しました。

5拠点目の富沢教室も、近日開講です。(大橋)

 

「仙台市協働事業、4ヶ所目のまなび場が八木山に開設」

https://asuiku.org/?p=1575

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

【 3 】 スタッフ自己紹介リレー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

コチラのコーナーでは、アスイクの事務局で働くスタッフをご紹介していきます。

 

今年度3人目の自己紹介は、和田。2012年の4月に入社し、はや1年半。

アスイクでは古参社員となりました。

民間での営業経験も長く、1社を口説き落とすのに1年通いつめたという、

狙った獲物は逃がさない(?)系スタッフです。

(そういうスタッフ比率が高いですが。。。)

https://asuiku.org/?p=1563

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

【 4 】 数字でみるアスイク(発行日現在)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

★  寄付で支えてくださっている方
2013年度39人(一括寄付23人、マンスリーサポーター16人)

 

★  運営・サポートしているまなび場の数
22ヶ所(被災者サポート7ヶ所、ノウハウ移転型10ヶ所、仙台市協働5ヶ所)

 

★  参加している子どもの数
167人(被災者サポート63人、ノウハウ移転型51人、仙台市協働53人)

★  参加しているボランティアの数
117人(被災者サポート62人、ノウハウ移転型33人、仙台市協働22人)

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

【 5 】 チカラを貸してくださいコーナー

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

アスイクでは、一緒に活動してくださる仲間、後ろから活動を支えてくださる方を

大募集中です。ぜひご気軽にお問合せください!

 

■   マンスリーサポーター

『月500円から。あなたの寄付で、子どもに「まなび」と「つながり」が生まれます』

https://asuiku.org/?page_id=61

 

■   まなびサポーター(教室運営者)募集中

『私たちと一緒に、放課後のまなび場を立ち上げませんか?』

https://asuiku.org/?page_id=432

 

■   学習サポーター(ボランティア)募集中

『子どもとの関係づくりを大切にした学習サポート』

https://asuiku.org/?page_id=1237

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

【 6 】 まなび場のエピソード

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

仙台市と協働で運営しているある地区のまなび場に、突然学校の先生がお越しに

なりました。お話を伺うと、その教室に通っているK君の担任とのこと。

 

「Kが塾に行くといって、学校の居残りをすっぽかしたので、嘘だと思って見に来た」。

 

しばらくたって、K君はいつも通り、教室にやってきました。

(彼はほとんど休まず、この場所に来ています)

 

もちろん、K君はあり得ない人があり得ない場所にいることに面喰い、

かなり混乱したようですが、先生も「まさか本当に来ているとは」と驚いたようです。

 

私たちは‟アスイクのK君‟、休まずマジメにコツコツと勉強に励む彼、

もっと勉強したいから自宅でもeラーニングを使いたいと言ってきた彼しか

知らないので、この先生の驚きに、何とも腑に落ちない感覚を覚えました。

 

しかし、先生の話を聞いて、私たちも驚くことになります。

 

学校でのK君は、校内でも周知の事実となっているいわゆる問題児。

不法侵入。万引き。

警察のお世話になることもあるし、ちょっとしたことでキレて、

他の生徒に手を挙げてしまうこともしょっちゅうなんだとか。

 

でも、そんな彼が最近変わってきていて、学校でも穏やかな表情になってきた。

何があったのか、先生もずっと不思議に思っていたそうです。

 

このまなび場に通い始めたことが、彼の変化を生み出したのか、

その因果関係は定かではありません。

 

しかし、女子中学生からいじられて、ちょっと照れくさそうに

している彼を見ると、この場が、彼にとって穏やかな状態でいられる場所で

あることは間違いありません。

 

何か困ったことがあったら、いつでも連絡してほしい。

学校としてもぜひ協力したい。

嬉しい言葉と携帯番号を残して、先生は深々と頭を下げて帰っていかれました。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

★☆★ 編集後記 ★☆★

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

作家の平野啓一郎さんが「分人」というコンセプトを提示しています。

(『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、講談社現代新書)

 

ひとりの人間には、関係をもつ他者ごとに「違う自分(分人)」がいる。

 

どれか1つの分人が「本当の自分」というものではなく、

それぞれの「分人」が自分を構成している要素で、

どういう「分人」がいるか、その構成比率が「個性」である、という思想です。

 

自分とは、複数の「分人」の同時進行プロジェクトである。

 

これは、人間を正しく、誠実に捉えた見方であると私は思います。

 

家族、友人、職場の同僚、コンビニの店員。

接する人によって、自分が変わるというのは、誰にでもあることです。

そして、こんな風に思い悩みます。

 

その内のどれが本当の自分で、どれが偽物の自分なのか。

接する他者によって首尾一貫しない自分はダメな人間なのではないか。

 

この本は、そういう悩みそのものが、正しくないと気づかせてくれます。

 

面白いのは、環境が変われば「分人」の構成比率も変化するという考えです。

 

さらに、こうも言います。

自分の中にいくつもある「分人」のどれかをよりどころにして、

人間は他の「分人」にも影響を与えていくことができる、と。

 

本書の中では、具体例として弁護士の大平光代さんに触れられています。

大平さんは、いじめが引き金となって非行に走り、16歳で暴力団の組長と結婚。

その後、父親の友人との出会いをキッカケに、弁護士にまでなった方です。

 

お気づきの通り、「分人」という思想は、特段突飛なものではなく、

当たり前といえば当たり前のことかもしれません。

しかし、「分人」という1つの発想を元に、現実に起こるさまざまな

事象を再構築しているところに、この本の価値があると思います。

 

さて、今回のメルマガ(まなび場のエピソード)では、

K君のエピソードをご紹介しました。

 

アスイクのまなび場にいるときのK君と、学校にいるときのK君。

この2つの「分人」は、全くと言っていいほどの別人です。

しかし、「分人」主義を念頭に置けば、どちらが本当のK君、嘘のK君と

決めつける必要はまったくありません。

どちらもK君なのです。

 

着目したいのは、私たちのまなび場に来て、そこでスタッフやボランティア

という新たな他者と関係を持つことによって、K君の中に新しい「分人」が

生まれたということ。そして、その新しい「分人」が、学校でのK君という

「分人」にも好ましい影響を与え始めているということです。

 

そう考えると、アスイクは「居場所づくり」や「関係づくり」を大切に

していると言ってきましたが、それは子どもたちに新しい「分人」、拠りどころ

となる「分人」を生み出す活動だと再定義できます。

 

平野さんの思想の根底にあるのは、「人間は、一人では生きていけない」という真理。

 

人間は「分人」の集合体であり、「分人」は「他者」との出会いに

よってしか生まれないからです。

 

「個人主義」、「自己責任」が蔓延している社会だからこそ、

「分人」という思想に、一つの光明を見いだせる気がしますし、

私たちの活動の根幹にかかわる思想なのではないかと思います。

 

(大橋)

 

【発行元】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

特定非営利活動法人 アスイク

〒983-0852
仙台市宮城野区榴岡5-3-21 コーポ小松1F

Tel:   022-781-5576

Mail: info@asuiku.org

HP:    https://asuiku.org

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

アーカイブ