2022.12.22 学習生活支援事業
『働くのは何のため?』職業体験プログラム 第五弾 〜服飾編〜
みなさん、こんにちは。
学習支援コーディネーターの小野です。
12月に入り、本格的に寒くなってきましたね…。
今回は「職場体験~服飾編~」の様子をご報告させていただきます。
体験を受け入れてくださったのはFIFTEEN FACTORYさん。
オリジナルな服やバックをオーダーできるお店です👕
11月27日(日)に中学生4名とアスイクスタッフ2名でお邪魔しました。
今回のプログラム内容は
・仕事の説明
・工房見学
・プリント体験
です!
まずは立ち上げた経緯などを代表の熊谷さんから説明をしていただきました。
その次に、どのように服が作られているか、現場の見学もさせていただきました。
こちらの工房は家庭用ミシンだけでなく、
アパレル製品やバッグなどあらゆる分野の「縫い」に対応した
工業用ミシンが複数用意されていました!
ボタンを縫うだけのミシンや布と布を縫い合わせるミシンなど
様々な種類があって、子ども達の視線は真剣でした。
見たこともない機材に囲まれてスタッフ含め興味津々でした。
さて、お待ちかねのプリント体験です🎨
今回、子ども達が考えてきたデザインを「シルクスクリーン」という手法でプリントしていきます!
「シルクスクリーン」とは、
版を作って文字やデザインをTシャツに印刷するというプリント方法です。
工程は、
① 印刷データの作成・調整・印刷
② 孔(あな)があいた版の制作
③ 色選び
④ 版の上にインクを乗せ、ヘラでインクをTシャツに落とす
です。
順番にそってみていくと‥
① 子ども達が描いたデザインをパソコンに移し、デザインを出力します!
② その後、印刷したデザインと版を一緒に紫外線を当てることで、
子ども達のデザインが板に映し出されます!
③ 次は色選びです。
色を選ぶのに一番時間がかかったかもしれませんね。
このインクは特別な素材でできており、洗濯しても絶対落ちないそうです。
子ども達はどの色にするか、どの色と混ぜるか迷っていました。
④ 色を選んだら、次はインクを塗ります!
刷るときの力加減・角度・スピード・浮かし幅やインクの相性など
少しの違いで仕上がりが変わっていくそうで少し難しいようですが、
子ども達は上手にプリントしていきました。
できました!!!
非常に完成度が高く、お店で売っているようなクオリティに仕上がりました…
世界で一枚しか存在しないTシャツになりましたね。
今回、この職場体験を通して、子ども達からは
「自分が好きだと思ったことはずっと大切にしたい」
「働くことへの楽しさを知ることができた」など前向きな言葉を聞くことができました。
自分の思いを持って仕事をしている熊谷さんから色々お話していただいたことで、
働くことへの価値観や楽しさを知れたのではないかと思います。
お忙しい中,子どもたちのために対応をしてくださいました
FIFTEEN FACTORYの皆様,本当にありがとうございました。
(小野)
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ー協力団体・個人を募集しています!ー
さまざまな事情によって体験の機会が少ない子どもたちに、
体験の場を提供してくださる企業や団体(個人)を募集しています。
プログラムの内容は一緒に考えさせていただきますので、
まずはお気軽にお問い合わせください。
https://asuiku.org/manabi-support/collaborators/
ーご寄付についてー
アスイクの活動と、子どもたちのまなびを支えてくれる方を募集しています!
たとえば1,000円/月のマンスリーサポーターになっていただく方が増えると、
このような体験活動をより多くの子どもに届けることができます。
https://www.congrant.com/credit/form?project_id=3178
都度寄付は500円からできます。ぜひ子どもたちを応援してください!
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