社会福祉法人 明日育福祉会アスナビ

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2023.08.09 体験プログラム/子ども企画/学習生活支援事業

子ども企画第2弾!釣りイベント!!

こんにちは。アスイクの三浦侑太です!

7/31(月)に釣りイベントを開催しました!アスイクのまなびサポートだけでなく、フリースクールや多賀城ケアハウスの子どもたちも参加し、総勢3事業20名以上の子どもたちが参加した特大釣りイベントになりました。

しかもこのイベントは、通常のイベントとはすこしちがい、アスイクに通う子ども自身が企画・告知して実施に至ったイベントです。イベント当日の様子に加え、イベントを企画していったその過程も紹介したいと思います!

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もともとは、アスイクのまなびサポートのある教室に通う中学3年生男子A君の一言がきっかけでした。彼はあまりにも釣りが好きすぎて、アスイクの教室では勉強そっちのけでルアーを磨いたり釣れる穴場ポイントをネットで調べるような過ごし方をしていました。(笑)

ある日、彼はこう言いました。


「他の皆とも釣りがしたいです。皆と釣りして遊びたいです」


その彼に対し、私は「じゃあイベント企画してみたらいいんじゃない?」と声をかけました。例えば学校や塾だったら、彼は「遊びなんか考えないで勉強しなさい!」と叱られていたかもしれません。しかし、彼は大人のフォローのもと、いつ、どこで、どういうことに気を付けてイベントを行ったらいいかを考えました。

はじめは「企画なんてめんどくさ」と言っていた彼でしたが、彼なりに「雨が降ったら中止しよう」「長靴や飲み水、日傘もあったほうがいいかな」とまだ見ぬ参加者のために色々と考えていた姿が印象的でした。

「参加者募集チラシもつくってよ」とお願いしたら、「絵は無理です」とぴしゃりと言われましたので、アスイクのフリースクールの子どもにお願いしました! 結果的に、企画:まなびサポート中学生 広報:フリースクール高校生 と複数事業の子どもが企画準備したイベントに進化しましたね。(笑)

当日は、イベントの前後でA君が「けがをしないように気を付けましょう」「皆が楽しめていたようで良かったです」ときちんと仕切っていましたし、餌の付け方や竿の投げ方を教えたりもしていたようです。最後には、さば2匹を釣りあげ血抜きまでして「家で捌いて食べます」と満足そうに帰っていきました・・・。プロですね!!

子ども企画の遊びイベント、楽しんでもらえたでしょうか??楽しんでもらえたなら、企画担当者A君冥利に尽きますね。

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子どもらしく遊んだり、子ども同士で楽しみあったり、「何をして遊びたいか」「自分は何をしたいのか」を子ども自身の意思で決められたり。そんな当たり前とも言える環境が、意外と今の子どもたちには少なかったりします。

だからこそ、スタッフには子どもの声や思いを最大限引き出す声がけや関わり方のセンスが問われているのかもしれません。

これからも、子どもの声を大切に、「子ども企画あそびイベント」を続けていきたいと思います!!(三浦)

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