2020.10.12 学習生活支援事業
性教育講話【仙台市 高校生サポート事業】
皆さんこんにちは!コーディネーターの髙橋です。
10月に入り寒さが増してきましたね。
体調を崩しやすくなる季節でもあるので皆さんお気を付けください。
さて、高校生サポートでは今年度に入り、イベントを2つ実施しました。
今日は「性教育講話」についてご紹介します。
アスイクに来てくれている子ども達からも異性関係や性トラブルの相談を聞くことが多くなってきています。
これから大人になる子ども達に、「性についての正しい知識」を身に付けてもらうために例年行っているイベントですが、今年度の講師は、アスイク相談支援スタッフの石澤先生と佐々木先生!🌠
普段から一緒に活動をしているスタッフが講師となることで、本音で話し合える環境となり、参加者同士でたくさん意見交換をすることができました。
まずは架空の性トラブルに関するエピソードを取り上げて「自分だったらどうする?」「友達が巻き込まれたら…?」という事を話し合いました。
今回はSNSを通じて出会った成人男性とのトラブルについて…。
アスイクに来ている過半数の子ども達もSNSを利用しており、その中でも「知らない人からDMが来ることがある!」と話す子ども達も多くいました。
(これにはスタッフもびっくり(@_@))
「知らない人からのDMは無視する!」という意見もある一方で「DMだけだったら返すかもしれない…」との声もありました。
続いて、妊娠や中絶についてのお話。
保健の授業などで勉強したことある!との声もありましたがアスイクでももう1回おさらいしました。
また、避妊具や妊娠検査薬も実際に用意し、子ども達と一緒に確認👀
第2部では、Q&Aコーナー!!
事前に子ども達に「性・異性トラブル」「男子、女子に聞きたいこと」についてアンケートを取り、大人のスタッフ・子ども達で一緒に考えました。
「彼氏・彼女がいる時にほかの異性と遊びに行ったら浮気になるか?」
「昔、性トラブルに遭ったことがあるが、相談したくなくても誰かに相談するべき?」
「性感染症になったら誰かに相談したり病院に行ったりするべきなの?」
「生理時にどういった感情、悩みがあるの?」
などなど…
男子・女子とで別れて話し合い、意見を交換するような時間もありました。
講話終了後に行ったアンケートからは、
「女子の気持ちが理解することが出来た」
「子どもを産む時のことを初めて知りました」
「いろいろ知ることができてよかったし、今後に役立てたい」
などの声が参加者から寄せられていました。
アスイクでも性教育講話を行うのは今年で3回目になります。
「性の話」となると少し難しくデリケートな話題のため子ども達が興味を持ってくれるかな…と毎年悩みながらイベントの企画をしています。
そんなスタッフの不安とは裏腹に、当日は真剣に話を聞いたり意見したりする子ども達の姿があり、スタッフが思っていた以上に子ども達は色んなことを考えているんだな~ということが改めて分かりました。
次回の高校生サポートのイベントは、子どもたちから熱いリクエストがたくさんあったスポーツ大会です☆
次回のイベントもお楽しみに(*^^*)♪
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(髙橋)
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