レポート[活動のご報告]

2018年度第3回スタッフ全体研修会~発達障害や虐待の理解&教室あるある~

こんにちは、学習支援コーディネーターの村田です。
とうとう仙台でも初冠雪。きらびやかなイルミネーションが街を彩る季節となりましたが、今年度第3回目の全体研修会が12/8(土)に開催されました。
 
今回は公立黒川病院小児科科長でアスイクのアドバイザーでもある岩城利充先生をお招きし「発達障害や虐待についての理解」というテーマでお話を頂きました。
 
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児童虐待についての歴史や分類、発達障害や愛着障害の特徴や傾向、先生の活動内容など多岐にわたる内容でしたが、虐待を受けると子どもにどのような影響が出てしまうのか、そのメカニズムについて分かりやすくご説明頂きました。
 
ご準備頂いた資料も大変役立つ内容ばかりで、虐待がどれだけ子どもにとってショックなことであり、その後の成長に多大な影響がでてしまうことなのかがよく理解できました。子どもに対し「あなたをちゃんと愛しているよ」と伝え、愛情に気づいてもらうことが大切であると教えて頂きました。
 
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また、『100万回生きたねこ』という絵本を題材に、子どもが求めるものによりそった愛情を与えることがいかに大切かを学びました。絵本や文学作品は筆者の背景が顕著に表れるそうです。そのような視点で絵本や小説などを見てみるのも勉強になるかもしれません。
 
最後に、各グループで、学んだことや感想、教室で生かせそうなことなどを共有し第1部が終了しました。
 
第2部では、「教室での困りごとあるある」と称して、ファシリテーターに地域社会デザイン・ラボの遠藤智栄様を迎え、ケース検討ワークショップを行いました。趣旨としては、教室が少しでも子どもたちにとって良い居場所になるよう、スタッフみんなで語り合い、考える場にし、教室での活動に生かすことです。
 
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まずは、スタッフが普段教室で感じている、「この場合どう対応したら良いのだろう?」という「困りごと」の内容と対応方法をワークシートにまとめ、その内容をグループの中で1人ずつ発表していきます。
 
同じグループの他のメンバーは発表内容を聞いて対応策を一緒に考え、発表者は出てきた案をワークシートにメモしていきます。「ふむふむ、そんな考え方もあるのか…。」
 
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ワークシートを見てみると、同じような悩みや、そのスタッフ特有の悩みなど様々ですね。
 
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発表が一巡した後、スタッフ全員が他のテーブルを見て回ることで新たな気づきを得ていました。
 
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研修会後のアンケートでは「知識が深まった」「視野が広がった」「様々な教室のスタッフが抱えている悩みを共有できてよかった」といった感想があり、参加者にとって有意義な時間であったことが分かりました。
 
アスイクの全体研修会では毎回専門家の方をお招きしたり、普段なかなか関わることのできない他のスタッフとの交流の場を設けています。スタッフが皆共通で抱えている、アスイクに来てくれている子どもたちの為に自分は何ができるのか、という「思い」。次回の研修会でもその答えが一つでも見つかる場にしていきたいと思います。
 
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第4回アスイク全体研修会は2/23(土)に開催されます。お楽しみに!
 
(村田)
 


 
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