2023.11.22 学習生活支援事業
2023年第2回サブサポ研修開催
みなさんこんにちは。
相談支援スタッフの奥山です。
毎日暑かった夏も過ぎ去り朝晩は寒く感じる日が増え、
すっかり秋めいてきましたね🍁
さて、今回は9月30日(土)に開催されました
第2回サブサポ研修会の様子をお伝えします!
第2回目のサブサポ研修は、アルバイト・ボランティア等のスタッフを合わせて
約90名の方が参加をしていただきました✨
2部構成の研修となり、アスイクの教室等で子どもたちと関わるうえで
大切な情報を相談支援スタッフからお伝えし、他のスタッフと共有する時間となりました。
第1部では相談支援スタッフが講師となり、
『緊急時の対応』と『子どものSOSへの気づき方』についてお話をしました。
『緊急時の対応』では子どもたちが体調不良時や怪我をした時を想定し、
対応方法や連絡先について改めて参加したスタッフ全員で確認を行いました。
どこでも起こり得る可能性があるため、
最優先の対応は「子どもの命を守ること」であることをお話し、
各教室でも緊急時に備え、役割分担を決めて対応していきたいと思います。
『子どものSOSへの気づき方』では、
所々に個人ワークや他者と意見交換をする時間を盛り込みながら、
子どもの体調や気持ちに変化が現れた時のサインにいち早く気づけるような視点を共有しました。
参加したスタッフからは、
「大人と違い子どもは説明や相談することが苦手であることがわかり、小さな変化を見逃さずキャッチしていきたい」
「言葉だけではなく、心や行動の変化から発信されるSOSがあることがわかった」
という感想がありました。
講話を通して一人でも多くのスタッフがさまざまな視点を持つことができ、子どもの変化にいち早く気づけるようなきっかけになる研修になりました。
第2部では『こんな子どもがいたらどう関わる…?』をテーマに、1部で得た知識を踏まえてグループワークを行いました。
グループワークでは、事例をもとに個々で心配な点を考えグループ内で共有し、
教室でできるサポートについて各グループ話合いをしました。
また、それぞれが子どもと関わる中で実際に困った経験について共有し、
グループ内のメンバーの考えや成功した事例等について意見交換をしました。
教室の垣根を超えたグループワークだったためさまざまな困りごとが出ており、
「私の教室でもその対応に困っていました。」「そういう関わり方があるんですね。」等の声が聞こえてきました。
参加したスタッフからは、
「情報を文字でみたことでサインを見逃してしまってしまっていたと気づくことができ、今後は見逃さないようにしたい」
「1人では考えに偏りや限界があり、他者の視点を知ることができた」
等の感想があり、事例を通して情報整理の大切さや、スタッフ間のコミュニケーションの重要性を感じたグループワークとなりました。
また、参加者からは教室の体制や地域性によっても対応方法が異なるという話が出ており、状況を踏まえたうえでスタッフの役割分担をする等の必要があると思いました。
今年度になり新しく加わったスタッフも多数いるため、
各教室やスタッフ間でさまざまな視点を日々共有しながら、
子どもたちが安心して過ごせるような教室づくりをしていきたいと思います。