2021.04.30 メディア掲載
ヤングケアラーに関するインタビューがNHK「てれまさむね」で放送されました
4月30日午後6時10分~放送のNHK「てれまさむね」で、「ヤングケアラー」に関してアスイクがインタビューされた内容が放送されました。
https://www4.nhk.or.jp/P2908/x/2021-04-30/21/45444/8242197/
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものこと(厚生労働省より)です。 「勉強時間が取れない」「自分の自由時間がない」「幼いきょうだいの世話をするために、学校を休まなければならない」など、子どもの発達や人権に大きな影響を及ぼしているのではないかと、社会の関心が高まっています。 (4/17発行 河北新報「社説」にも取り上げられました https://kahoku.news/articles/20210417khn000004.html )
アスイクがこれまで関わってきた子どもたちの中には、「ヤングケアラー」に該当する子どもたちが多くいました。今回は、その子どもたちの声や、子どもたちに関わっているスタッフの声が放送されました。 「ヤングケアラー」を考えるうえで大切な視点は、子どもたちの権利が守られていないということです。なので、その権利を守るためのサポートが必要です。
また、子どもたちだけでなく、保護者の方へのサポートも行き届いていないということが問題なのであって、決して「その家族に問題がある」という見方をしてはなりません。子どもを含めた家族全体のサポートが必要であると私たちは考えています。貧困や虐待など、子どもを取り巻く問題はどれも同じ構造ではないでしょうか。
これからも、社会からは見えにくいところで困っている子どもたちや保護者の皆様の支援を続けていきます。私どもの活動に賛同いただけたら、ご寄付で応援してくだされば幸いです。
https://asuiku.org/donation/ (関連リンク)
・厚生労働省「ヤングケアラーについて」 https://www.mhlw.go.jp/stf/young-carer.html
(三浦)