2021.07.21 こども食堂
多賀城こども食堂~今できること~
こんにちは!宮城黒川エリア担当コーディネーターの武山です。
今年度から多賀城こども食堂も担当させていただくことになりました!
コロナ禍の中、みんなで集まって食事をするという通常の形のこども食堂の開催が出来ない状況が続いており、それでもできることはないかと前年度から試行錯誤してまいりました。
前年度は各ご家庭と個別に面談形式でお話をして、食糧をお渡しするという形をとっていたのですが、今年度は時間や人数を限定したうえで保護者やボランティアスタッフ(アスイクではサポーターと呼んでいます)が交流できる場を整えて本来のこども食堂に少しでも近い状態にと形を変えて運営しております。
調理活動でご協力いただいていたサポーターさんたちには、今は買い出しから袋詰めのお手伝いもしていただき、大変たすけられております。
みなさん子ども食堂の為に何かできることをという思いで集まって下さった熱意のある方ばかりで、とても頼もしく感じました。
お渡しする食材は、お忙しい保護者の方が作りやすいようにと時短で簡単においしく作れるメニューを考えます。
この日はチンジャオロースセット!カットされた野菜や手軽に作れるもとが売っていることを初めて知ったという保護者の方もおり、「こういうのがあるなら子どもたちにもお手伝い頼みやすいね~」と子どもたちに調理をしてもらうきっかけとしても喜んでもらえたようで一安心でした。
ご寄付でいただいたお米も、毎回お渡ししております。
「お米は消費が早いから本当に助かる」というお声があり、必ずお渡しするようにしております。
また、食材も皆さまからいただいたご寄付で購入させていただいております。あたたかいお心遣いのおかげで、子ども食堂はこうして運営できております。
どうしてもご都合が悪くてこども食堂に参加できないご家庭には、小包をお送りしています。
今月は暑くなってきたのでパスタからそうめんにシフトチェンジしてみました♪
1年以上ぶりにいっしょに遊べて大はしゃぎしていた子も♪
得意のけん玉を披露してくれました!お見事☆
「へたっぴだなあ、こうやるんだよ~!」
と、大学生サポーターにけん玉講座をしてくれました(笑)
子どもたちが遊んでいる間、保護者の方もリラックスタイム。
「今、なかなか人と会うことができないから、こうしてお話が出来るのが嬉しい」と、毎回の開催が楽しみだと話してくださいました。
こうしたお言葉をいただいたとき、出来ることが限定されてしまう中でも、こども食堂の役割や立ち位置を見失わず、出来る範囲で「ほっとできる場所」で在り続けたいと、改めて実感します。
いつかまた、一緒に食卓を囲めるようになったときに、すぐに再開できるように。
形を変えても、変わらずそこにある「多賀城こども食堂」として安定した運営を目指しこれからも活動していきたいと思います!
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