2020.12.28 その他
2020年度 第2回アスイク全体研修会
みなさん、こんにちは!
高校生サポート相談支援の石澤です😊
毎日寒い日が続きますが、みなさん風邪などひいていませんか?
今年はイベントの中止や思うように外出が出来ない1年となりました。
私はコロナウイルスが終息したら海外旅行に行きたいので、今はネットで情報収集とコツコツ貯金に勤しんでいます😊
さて、今回は12月13日(日)に行われましたアスイク全体研修の様子をお伝えしたいと思います。
本部、児童館、保育園、アルバイトスタッフ、ボランティアスタッフ計74名が集まりました。
前回同様にオンライン開催となりましたが、今回は企画、準備、テクニカルを相談支援スタッフで行いました!どのようなオンライン研修になるのかと不安と緊張で迎えた当日、どんな全体研修になったのでしょうか・・!
では第1部 アスイクは来年3月で10年目ということもあり原点に戻り、日頃私たちが関わる子どもたちの現状について、アスイク相談支援スタッフより講義を行いました。
数字で見る現状から、不登校を経験した子どもが多いこと、教育の機会が失われていること、進路の選択に影響が出ていること、経験や体験の機会が少ないことなど、目には見えにくい現状があることが分かりました。
チャット機能を活用して講師と参加者がコミュニケーションを取りながら講義が進みます。
表面化しにくい影響があることを知った上で子どもたちと関わり、「困ったときには相談をしてもいいんだ」と思ってもらえるような安心・安全な場所をアスイクで作っていきたいと実感しました。
続いて第2部は、長年アスイクに携わっていただいている常務理事の鈴木綾さんからみた「アスイク」をテーマに講義をしていただきました。
学習支援や相談支援、毎月行っている食料支援から見えてくる問題や課題。
子どもたちや保護者と常に身近な存在「アスイク」だからこそ聞こえてくる声を、世間の人々に伝えること、社会的な課題を外に発信することがよりよい子どもたちの生活に繋がっていくのだと感じました。
グループワークでは第1部と第2部の講義を踏まえ、「アスイクってどんな場所?」をテーマに4~5人のグループに分かれ話し合いました。
活動場所も対象学年もバラバラで初めて対面するという方も多かったと思いますが、それぞれの教室の雰囲気や子どもたちを頭に思い浮かべながら意見交換が行われました。
「アスイクは子どもたちにとって素になれる場所」「安心出来る場所」「子どもにとって楽しい場所であってほしいので、自分も楽しむ」など、様々な意見が出ました。
最後にグループワークや全体での感想を共有しました。
「子ども達一人ひとりの悩みや困り事に丁寧に寄り添う事の大切さ、支援方法のよりよいアイディアを探していくことを改めて感じた」
「子どもだけではなく、サポートする側も共に成長できるような活動を取り入れてみたい」
「地域社会の中で見落とされがちな部分を我々が埋められるようにしたい。」
「 アスイクは高校生から社会人まで集まるコミュニティなので、たくさんの知識をスタッフ同士で共有し、自分自身も勉強していきたい」
といった感想が聞かれました。
今回の全体研修では、日頃関わる子どもたちの現状について改めて考え、アスイクとして何が出来るのか参加者同士で情報共有をする有意義な時間となりました。
子どもたちのこれからの未来を明るくするために、 1 人1人の声を大切にし、サポート見守りをこれからも継続していきたいと思います。
次回の全体研修は来年2月27日(土)に予定されています。
またブログで研修の様子をお伝えできればと思います。
みなさん今年も1年大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
よいお年を😄
(石澤)
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