2019.03.06 活動報告
お菓子づくり教室を開催!【仙台市まなびサポート事業】
みなさま、こんにちは。
コーディネーターの後藤です。
朝晩はまだ冷えますが、日中は少しずつ暖かさが感じられる
季節になりましたね***
寒暖差で体調を崩さないようにお気をつけください。
さて、今回は2/24にアスイクの本部事務所で行われました
『お菓子づくり教室』の様子についてご報告いたします。
今回は、多賀城子ども食堂のボランティアである佐藤雅行さんを
講師としてお招きし、デザインチョコ、マシュマロフォンダント、
軽食に素麺ピザを作りました。
お菓子づくりを始める前に、子どもたちへ今日のイベントで
達成してほしい目標を3つ伝えました。
1.お菓子を渡す相手をイメージしながら作る
2.友だちと協力する
3.安全に気をつけて楽しむ
どんな一日になるか子どもたちもスタッフも楽しみです!
はじめに、デザインチョコから作成開始!
まずは、デザインしてみたいチョコの下絵をクッキングシートに貼る作業から。
事前にスタッフが準備した蝶や音符などの下絵もありましたが
子どもたちに
「自分で作ってみたい絵があったら白紙もあるので
自由に描いてね」
と声掛けをしたところ、スタッフが思っていた以上に
みんな夢中になって取り組んでいました。
下絵が完成したら、板チョコを砕いてボールに入れてレンジで1分程チン。
それをコルネに入れてチョコペンを作成しました。
コルネにチョコを入れる時にコルネに思うようにチョコが入らなくて
みんな手がチョコだらけになっていましたが、
手が汚れてもみんないい笑顔でよかった、よかった**
チョコペンが完成したら、いよいよ下絵を貼りつけたクッキングシートに
チョコをデザインしていきます。
蝶、花、ハート、葉をきれいに描いている子が多かった中
好きな歌手の名前やアンパンマン、ドナルドを描く強者もいました☆☆☆
これには講師の先生も驚いた様子でした!私もとても驚きました!!!
クッキングシートの上にチョコのデザインが完成したら
次は冷蔵庫で15分程冷やして固めます。
どんなデザインチョコが出来上がるのか、子どもたちもスタッフも
ドキドキ**
続いては、マシュマロを使ってマシュマロフォンダントを作成!
まずは大きめのボールにマシュマロを入れてレンジで1分程チン。
程よくやわらかくなったマシュマロにパウダーシュガーを投入。
「マシュマロの分量に対して入れるパウダーシュガーの量は2倍!」
というポイントを講師の先生から教わりました。
みんな先生の話に真剣に耳を傾けていました。
次は、パウダーシュガーを少しずつ付け加えたマシュマロを手でこねこね。
マシュマロが手にくっついて粘土のようになるまで時間が
かかりましたがみんな頑張りました!!!
次に、粘土のようになったマシュマロを使用して
一人ひとり作りたい形にしていきました。
花や星の形を作る子もいれば、ニコちゃんやネコの形を
作る子もいました。
なかには、星のカービーを作った子も☆
本当にみんな手先が器用で驚きました!!!
粘土状のマシュマロで形が完成したあとは
筆を使用して少しずつ色付けをしていきます。
想像していたよりもきれいなパステルカラーの
マシュマロフォンダントが完成し子どもたちも
大喜びでした☆☆☆
完成したマシュマロフォンダントがこちら↓
お菓子づくりが完成したあとはいよいよ
素麺ピザを作ります。
まずは、子どもたちが来る前にスタッフが頑張って
茹でた大量の素麺をホットプレート3台の上に載せて
サラダ油をたっぷり入れてきつね色になるまで
こんがり焼きました。
片面がきつね色になったらいよいよ
フライ返しを2つ使用してひっくり返す番です。
ホットプレート一面に素麺を入れたため
ひっくり返すのに苦戦しましたが
子どもとスタッフが協力して何とか
ひっくり返すことができました!!
次は、こんがり焼けた素麺の上に
玉ねぎ、ピーマン、ベーコン、チーズを載せて
いよいよピザの完成です。
この工程で何かが足りないと思った方、正解です◎
ピザの上に具材を載せる前にケチャップソースを
かけるのを忘れていたことにスタッフが気づき
あわててかけて何とか見た目はピザっぽくなりました!!笑
完成した素麺ピザがこちら↓
素麺ピザが出来上がったところで子どもたちが待ちに待った
お食事タイム~☆☆
「素麺ピザ美味しい~」という声があちらこちらから聞こえてきました。
美味しく出来上がってよかった、よかった。
(ケチャップソースの失敗には子どもたち気づいていない様子でした!!笑)
食事が終わったあとはラッピングの時間です。
冷蔵庫で冷やして固めていたデザインチョコを取り出して
クッキングシートから壊れないように丁寧に剥がす作業をしました。
一人ひとり好きなケーキカップとラッピング袋を
選んでラッピングを行いました。
「渡したい人が2人いるのでケーキカップとラッピングの袋を
2つずつもらってもいいですか?」と質問してくれた子もいました**
これは、活動前に伝えた「お菓子を渡す相手をイメージしながら作る」を
意識して取り組むことができたからこその質問だと思います。
子どもたちのアンケートでは、
「みんなで作った分楽しい」
「友だちがたくさんできてよかった」
「母などに作ってあげて喜ばせたい」
「お菓子を自分で作ったのがはじめてだったので色々なことを学べた」
「お菓子作りに関わらず、他のことにも参加してみたい」
など、嬉しい感想が多く寄せられました。
その他の項目では、食事をみんなで囲むことに楽しさを
感じた子どもが多かったです。こちらも嬉しい成果です**
今回のイベントでは初対面の子どもたちも多かったですが
お菓子作りをしていく中でお互いの作ったお菓子を見て
感想を伝え合うなど、子どもたちが自然とコミュニケーションを
とることができていたことがとても良かったと感じています。
また、子どもたちは普段、料理等を作ってもらうことの方が多いと
思いますが、今回のプログラムに参加したことで渡す相手をイメージして
料理をしたり、実際に相手から喜んでもらえたりする経験を得ることが
できたのではないかと思います。
講師の佐藤先生には子どもたちの様々な要望にも
丁寧に対応していただき感謝の気持ちでいっぱいです。
この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
次回の体験プログラムにも乞うご期待***
(後藤)
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