2019.04.08 活動報告
Go!Go!ズーパラダイス八木山【仙台市まなびサポート事業】
こんにちは。学習支援コーディネーターの村田です。
昼間では暖かくて「春だなぁ」と感じつつ、夜は一転冷え込むために体調に気を付けて過ごしている今日この頃です。
さて、3月16日にズーパラダイス八木山にて体験プログラムが行われました。
その名も「Go!Go!ズーパラダイス八木山」です。
ちなみに、プログラム名を考えたのは私です。ワクワク感を「Go!Go!」に込めました(笑)。
さて当日2日前まで天気予報では雨で天候が心配されましたが、なんと当日は風が強かったものの晴れました!
しかも、参加申し込みしてくれた子どもたち一人も欠けることなく来てくれました。嬉しいですね!
まず最初に、子どもたちにプログラムに目的意識をもってもらうため、目標を3つ伝えました。
「好きな動物を1つ見つける」…①
「動物園で働いている人の仕事をしている姿も見てみる」…②
「安全に気をつけて楽しむ」…③
① については動物に興味関心や愛着をもってもらうため、②については職業観を育むため、
③ ケガに気を付けながら楽しんでもらうため、という意味が込められています。
その後、園内のふれあい館にて飼育員の方の話をお聞きしました。仕事内容について、動物のエサについて、キャリア形成について…。幅広い話題を提供していただき、子どもたちも興味津々に耳を傾けている姿が印象的でした。
昼食後、待ちに待った園内散策です。ただ動物たちを見て回るだけでなく、子どもたちにひとつ課題を出しました。それは「動物に関するクイズを考えてくる」です。
一概にクイズといってもなんでも良いわけではなく、あくまでも園内を散策している中で答えが分かるクイズでなければなりません。
園内を注意深く観察しながら歩き回った子ほど多くの正解が分かるという仕組みです。
そして考えてきたクイズはみんなの前で発表してもらいます!
ちなみに、子どもたちにクイズの作り方を説明した時の例題です。
皆さまお分かりになるでしょうか?
問題「トラの個体を簡単に見分ける方法は?」
A:体の大きさ
B:顔のしま模様
C:鳴き声
答えは「B」だそうです!ちょっと難しかったですかね?
さて、各々楽しみながら園内を回る子どもたち。お気に入りの動物の前で笑顔♪
散策終了!課題であったクイズを発表してもらいました。作った問題が簡単すぎてほぼ全員の子が正解となってしまった子、積極的に2回発表した子、工夫を凝らした問題を作ってきた子など様々でとても面白かったです。
クイズ終了後、子どもたちにインタビューを行いました。すると、「アルパカがかわいかった!」「オウムのショーがかっこよかった!」など笑顔で答えており、最初に伝えた目標について達成できていた様子でした。
また、「友達ができて良かった!」と話している子が何人かいたのが印象的でした。
気軽に参加できるプログラムだったからこそ緊張感がやわらぎ、普段話さない子たちとのつながりも生まれやすかったのかもしれません。
今後もできるだけ多くの子どもたちが参加でき、内容的にも意義のあるプログラムを考えていければと思います。
アンケートより。
尚、今回のプログラムでは、セルコホーム様よりご寄付頂いたチケットを利用させていただきました。本当にありがとうございました。
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