HISTORY

アスイクのあゆみ

こども若者の声から
支援を
届け続けてきたあゆみ

アスイクは、東日本大震災をきっかけに、宮城・仙台で生きづらさを抱えるこどもたちのへの支援を始めました。
活動を続ける中で出会ったこども・若者やその家庭の声に耳を傾けながら、見えてきた課題に向き合い、
必要とされる支援を形にしてきました。

20113~

アスイクのはじまり
「復興後にやってくる
明日のために教育を」

東日本大震災が発生した当時、多くのこどもたちは避難所での生活や学校の休校によって、周囲とのつながりを失い、家庭での学びもままならない状況に置かれていました。そんな中で、「復興の先にある“明日”のために、今できる教“育”を届けたい」という想いから、避難所での学習支援を始めたのが、アスイクのはじまりでした。

20113

東日本大震災直後の3月28日に
任意団体として発足

20114

4人のボランティアとともに、
避難所での学習サポートを開始

東日本大震災から3週間後の4月3日に、
仙台市内の避難所で学習サポートを実施。

20115

内閣府地域社会雇用創造事業(NPO法人ETIC. ソーシャルベンチャースタートアップマーケット3期生)に採択

20117

仙台市内の仮設住宅での学習サポートを開始

仮設住宅に移ってからが本当の被災者という声に対応し、
仮設住宅の活動を4年半にわたって継続しました。

20119

NPO法人として法人登記完了

20119

仙台市宮城野区に学習支援センター
「19 Tsutsujigaoka」を開設

山形大学と提携開始

201112

明石書店より「3.11被災地こども白書」を刊行

ハード面の復旧が進む一方で、被災したこどもたちの問題は見えにくくなっていきました。こどもや家庭の声を届けようと、インタビュー調査を実施し、3.11被災地子ども白書を刊行しました。

20121~

被災者支援からこどもの貧困問題へ

仮設住宅での学習支援を続ける中で、こどもやその家庭と関係が深まり、これまで見えなかった家庭の様子が少しずつ明らかになっていきました。
震災以前から生活に困窮している家庭や、住居を転々としてほとんど学校に通ってこなかったこどもなどとの出会いを通して、震災は見えにくかったこどもの貧困問題を顕在化させていると感じました。

20121

東京にてシンポジウム開催

20123

宮城県新しい公共支援事業に採択

20129

キッズデザイン賞を2部門同時受賞

20133

みやぎ生活協同組合と協働事業の覚書締結

厚生労働大臣より、東日本大震災の被災者支援
活動の功績に対する感謝状授与

20136

みやぎ生活協同組合、パーソナルサポート
センターと3社共同体を結成し
太白区にて仙台市との協働事業を開始

201311

第10回日本パートナーシップ大賞で株式会社すららネット、みやぎ生協との協働事業が優秀賞を受賞

20144

株式会社公共経営・社会戦略研究所の協力を
受け、SROI(社会的投資収益率)の測定を実施

20146~

学習・生活支援事業の拡大

2013年度から仙台市の一部ではじまった生活困窮家庭のこどもの学習・生活支援事業は、少しずつ実施エリアを拡大し、その内容も、高校生世代の中退予防、家庭支援を充実させるためのソーシャルワーカーの配置、訪問支援の実施などを拡充。現場のニーズを自治体に提案しながら、事業を発展させてきました。

20146

仙台市等との協働による「低所得世帯の子ども
のための学習サポート事業」が青葉区へ展開

20148

岩沼市との協働による
生活困窮者自立促進支援モデル事業を開始

20156

第10回日本パートナーシップ大賞で株式会社すららネット、みやぎ生協との協働事業が優秀賞を受賞

20157

仙台駅東口にフリースクールを開設

20166

多賀城市にこども食堂を開設

201610

アショカが運営を支援する
「UBS Social Innovators 2016」の
shortlistに日本で唯一選出

20174

宮城県、白石市との協働による
学習支援事業を開始

20174

仙台市と協働で
高校中退予防・中退後支援事業を開始

20177

日本青年会議所「人間力大賞」にて
会頭特別賞を受賞

20177

塩竈市において公益財団法人地域創造基金さなぶりと協働で塩竈アフタースクール事業を受託

20184

宮城県との協働による北部圏域での
学習・生活支援事業を開始

20186

宮城県、宮城県社会福祉協議会等との
協働による子ども食堂立ち上げ支援事業を実施

20194月~

未就学児から見守れる体制づくり

それまで当法人が関わってきたのは中高生年代が中心でしたが、さかのぼると幼少期から困難を抱えてきたこども・家庭も少なくありませんでした。
幼少期から切れ目なく、困りごとを抱える子どもや家庭を見守り、早い段階から必要な支援につなげられるよう、保育園、児童館・放課後児童クラブの運営をはじめました。

20194

アスイク保育園宮城野通駅前(企業主導型保育)
を開園

20194

仙台市子供相談支援センターとの協働による
「ふれあい広場サテライト」を開始

20204

アスイク保育園薬師堂前(仙台市認可小規模保育)
を開園

20204

指定管理者として
仙台市荒井児童館の運営を開始

20207月~

新型コロナの対応と事業拡大

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、活動を続けるべきか悩む中で、私たちは改めて原点に立ち返りました。アスイクは、東日本大震災という有事の中で「困難やハンデを負いやすい子どもたちのために」生まれた団体です。コロナ禍でよりダメージを受けやすい子どもたちや保護者たちのために最善を尽くしたいという想いから、私たちは活動を止めず、食料支援プロジェクトやオンライン学習支援など、新たな取り組みを開始。それらは、コロナ禍後も継続的な事業となっていきました。

20207

フードバンクプラアスを開始

202010

涌谷町との協働による支援対象児童等
見守り強化事業(わくデリ)を開始

20214

岩沼市との協働によるひきこもり支援事業
(ハッチいわぬま)を開始

20214

ふれあい広場サテライトが仙台市の委託事業化

20216

本部事務所を移転

20216

南部事務所を開設

20216

仙台市との協働による
支援対象児童等見守り強化事業を開始

20217

社会福祉法人明日育福祉会設立

202112

10周年記念シンポジウムを開催

20223

桐沢洋氏の生前贈与寄付を受け
「桐沢洋 教育福祉基金」開設

20224

アスイク保育園中田町(仙台市認可保育所)を開園

20224月~

多様な生きづらさへの対応

東日本大震災をきっかけに関わってきた、こどもの貧困。貧困は、不登校、ひきこもり、虐待、ヤングケアラーなど、多様な生きづらさとつながっている現状を目の当たりにしてきました。

多様化、複合化するこども・若者たちの生きづらさを受けとめていくために、自治体などと協働しながら、さまざまな事業を先駆的に生み出しつづけています。

20224

多賀城市教育委員会との協働により「たがじょう子どもの心のケアハウス」運営開始

20225

日本財団、岩沼市と
「子ども第三の居場所事業」の協定締結

20226

オウンドメディア「アスナビ」開始

20227

仙台市と協働でヤングケアラーピアサポート・
オンラインサロン事業を開始

20233

子ども第三の居場所「いわぬまきち」開所

20235

日本財団、白石市と
「子ども第三の居場所事業」の協定締結

20236

宮城県と協働でヤングケアラーピアサポート・
オンラインサロン事業を開始

20244

子ども第三の居場所「しろいしきち」開所

20245

牡鹿半島に自然体験施設を開設

20246

宮城県と協働で「県南圏域子ども若者総合相談センター YuRaRi」開所

20247

一般社団法人社会的養育地域支援ネットワークの設立に参画

20254

仙台市東六番丁児童館の運営開始

20254

多賀城市とヤングケアラー支援事業を開始

20255

多賀城市、大河原町、日本財団と「子ども第三の居場所」の協定締結

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