地域にヤングケアラーの支援体制を築く。
自治体と協働して、ヤングケアラーの発見、支援体制構築のために、サロンや調査、研修などさまざまな取り組みを試行しています。
活動の特長
それまでも子どもの学習・生活支援事業、訪問支援事業などで多数のヤングケアラーと出会ってきました。この問題を社会に発信し、ヤングケアラーを早期に発見・対応できる地域をつくるために、自治体と協働してヤングケアラー支援に特化した事業を展開しています。
ヤングケアラー同士がお互いのことを語り合えるZOOMのサロン、LINEや対面での個別相談を実施。
学校内での居場所カフェ、ヤングケアラー調査などを通して、ヤングケアラーを早期に発見する取り組みを実施。
関係機関のネットワーク会議の運営、ヤングケアラー当事者経験のあるピアサポーターの育成、学校や児童館などでの啓発活動。
ヤングケアラーユニット
ユニットリーダー 森川ゆとり
ケアの経験は「特別」ではなく、それぞれの大切な「人生の一部」なのだと、関わりを通して感じます。苦しさも葛藤も、家族への想いも、本人にしかわからない経験がきっとあります。それでも、今と未来をあきらめず、自分の人生を肯定して歩んでいけるように。私たちは寄り添い、ともに歩める存在でありたいです。
仙台市と協働で、オンラインサロン、LINE相談、当事者経験のあるピアサポーターの育成、関係機関のネットワーク会議運営、学校や児童館へのアウトリーチ活動などを実施しています。
宮城県と協働で、オンラインサロン、LINE相談、当事者経験のあるピアサポーターの育成、行政・教員・こども向けの研修活動などを実施しています。
多賀城市と協働で、中学生を対象としたヤングケアラー調査、個別面談などを行っています。
ご寄付での応援DONATION
毎月のご寄付で、
宮城・仙台の生きづらさを
抱える
こども・若者を
ご支援ください。
家事や介護のあるあるについて共感しあえたりして、とても充実した時間を過ごせました。必死にとにかくもがいていた当時の自分に、数年後自分の経験として笑って話せているよと伝えたいです!
利用者の声
ケアのことは、学校の先生や友達に話しても分かってもらえないだろうと思っていたけど、話していくうちに「ここは大丈夫な場所だな、安心できる空間だな」と思うようになって、今では顔を映しながら声を出して自分の気持ちを話せています。
利用者の声