不登校・ひきこもり支援

孤立したこどもたちを、社会で包摂する。

さまざまな事情を背景に不登校やひきこもり状態などにあるこどもたちなどを対象に、居場所づくり、訪問支援、就労支援などを実施しています。

活動の特長

不登校と生活困窮はつながっているという気づき。

子どもの学習・生活支援に参加する利用者の1割以上は不登校でもあり、生活困窮などと不登校はつながっていることに気づきました。2015年から自主事業として居場所を運営した後、自治体と協働して公的サービスとして運営しています。

活動の特長

生存、発達、参加の保障。

私たちが最も大事にしているのは、こどもの権利保障(生存・発達・参加)です。また、公的なサービスとして、フリースクールなどではつながりにくい家庭に対して、関係機関と連携してアプローチしています。

活動の内容

  • 居場所

    自由にすごせる居場所を核に、学校復帰や就労自立を前提とせずに一人ひとりの状態や最善の利益を大事にして関わっています。

  • 体験プログラム

    地域や企業と協働しながら、自然、職業、スポーツなどさまざまな体験のプログラムを企画しています。こどもの意見を聞き、一緒につくりあげることを大事にしています。

  • アウトリーチ

    なかなか家から出られない場合に、家庭まで訪問してサポート。また、家から拠点までの公共交通の乗り方を一緒に練習するという場合もあります。

子ども・若者・保護者からのありがとうの声

  • スタッフさんたちが優しくてたくさん声を掛けてくれたり困ったことがあったら相談乗ってくれたのがすごく心強かったです。自分が辛い時とかに安心できる居場所でした。

    利用者の声

  • 積極的に人と関わりを持てるようになり、明るくなりました。自分から今日の出来事など話してくれるなど良い変化が見られます。参加させて良かったです。スタッフ、お友達の皆様に感謝しております。

    保護者の声

アスイクメンバーの
活動への想い

サードプレイス事業部

事業部長 岡崎愛

その人にとって一番よいことを共に考える

大人が決めるのではなく、利用者にとって一番よいことを利用者自身が選択できるようサポートすることを大切にしており、一緒におしゃべりすること、一緒に遊ぶこと、一緒に悩むこと、一緒に挑戦してみることなど、サポートするための関係づくりには特に力を入れています。また、『安心安全』は一人ひとり違います。その人にとっての安心安全の居場所、関係づくりをするためにはどうしたらよいか、利用者のみなさんと共に考え続けていきたいと思っています。

各拠点のご紹介

サービス利用をご検討の方や最近の活動情報を知りたい方は、各拠点のサイトをご覧ください。

ふれあい広場サテライト

仙台市と協働で、小学校高学年から20歳程度を対象とした居場所を市内3ヶ所で運営。利用者のニーズに応じて、アウトリーチ、就労支援も実施しています。

ふれあい広場サテライト

ハッチいわぬま

岩沼市と協働で、原則15歳以上のひきこもり状態にある方とそのご家族を対象に、相談支援、居場所運営、アウトリーチ、イベント、家族会などを運営しています。

HATCHいわぬま

たがじょう子どもの心のケアハウス

多賀城市教育委員会と協働で、小学生、中学生の学校外の居場所を運営しています。一部アウトリーチも実施。また、中学校の別室の運営もサポートしています。

たがじょう子どもの心のケアハウス

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